スマートドライブ Wi-Fi Hub 提供開始、リアルタイムの温度管理でワクチン輸送にも貢献

スマートドライブ Wi-Fi Hub
スマートドライブ Wi-Fi Hub全 1 枚

スマートドライブは、輸送する荷物の温度管理など各種車載IoTシステムとのリアルタイム連携を実現する「スマートドライブ Wi-Fi Hub」を開発し、提供を開始した。

従来、車両に搭載されている温度・湿度センサー、荷重を計るセンサーから得られたデータは、通信環境のある場所に移動してインターネットに接続するか、スマホや携帯の通信機器を使用することで、クラウド上にアップロードする必要があった。

スマートドライブ Wi-Fi Hubは、GPS内蔵デバイスをシガーソケットに挿し込むだけで車内をWi-Fi環境化。各種車載センサーから得られる情報をリアルタイムにクラウド上にアップロードし、さまざまなIoTシステムとの連携を実現する。さらに同社のクラウド型車両管理サービス「スマートドライブ フリート」と連携させることで、荷物の温度や湿度、荷重の状況などと、車両の位置・走行状況を同時に管理できるようになる。

スマートドライブ Wi-Fi Hub用のデバイスは工事不要。シガーソケットに挿し込むだけで利用可能となっており、関連会社の車両や委託業者の管理も手軽に行える。

このソリューションは、昨今ワクチン輸送でも話題になった「輸送時における荷物の温度管理」での利用や、コールドチェーン(低温物流体系)の構築、2021年6月から義務化される「HACCP(危害要因分析必須管理点)」対応への活用などが想定される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る