シトロエン C3、「居心地の良い」特別仕様車発売…ミッドセンチュリーにインスパイア

シトロエン C3モダンサロン
シトロエン C3モダンサロン全 12 枚

グループPSAジャパンは、シトロエン『C3』に、ミッドセンチュリーモダンの発想を取り入れた日本独自企画の特別仕様車「C3モダンサロン」(Citroen C3 Modern Salon)を追加し、7月1日より販売を開始する。

【画像全12枚】

ミッドセンチュリーモダンとは、イームズ夫妻やジョージ・ネルソン、イサム・ノグチらに代表される1940~60年代の家具デザイン様式。当時の最先端素材である積層合板やFRPを使ったポップな意匠やグラフィックの名作家具は、使う人の気持ちや実用性に配慮。ミッドセンチュリーモダンは一大ムーブメントを巻き起こした。今回、「人に優しい居心地のよさ」というミッドセンチュリーモダンとシトロエンが共通して持つ理念が、特別仕様車C3 モダンサロンへと結びついた。

C3モダンサロンは、生地裏のフォームを従来の2mmから15mmへボリュームアップしたアドバンストコンフォートシートを備えた「シャイン」がベースモデル。フォグランプベゼル、エアバンプアクセント、Cピラーステッカー、そしてダッシュボードパネルにミッドセンチュリーモダンのテイストの特別な意匠を施した。

グラフィックのモチーフとなったのは、C3のシグネチャーのひとつであるボディサイドのエアバンプ。積層合板の優しげなカーブにも相通じるエアバンプの角を落としたやわらかな四角を要素として取り入れ、まるで当時実在したかのようなミッドセンチュリーモダン的なオリジナルのグラフィックを創り上げた。

ボディカラーはサーブルとブラン バンキーズの2色を設定。ベースモデルのシャインではスプリングブルーかブランバンキーズのボディカラーに限定されていたアドバンストコンフォートシートをサーブルに展開。このシートは初回導入限定車の「C3 エディション2021」に装備されていたものと同じ。テップレザーを一部にあしらった特別な仕様のものとなっている。

なお、アクティブセーフティブレーキ、LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム、フロント&バックソナー、バックカメラ、16インチアロイホイールなどの主要装備はシャイングレードと同一となる。

価格は272万5000円。成約者にはボディカラーに合わせたグラフィックの特製リラックスクッションを2個セットでプレゼントする。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る