スズキのインド販売は4.6倍、3年ぶりに回復 2021年4-6月

スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)
スズキ・ワゴンR 新型(インド仕様)全 7 枚
スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は7月1日、2021年4~6月のインド新車販売の結果を発表した。輸出を含めた総販売台数は35万3614台。前年同期の約4.6倍と急回復し、3年ぶりに前年実績を上回った。

35万3614台の販売台数の内訳は、インド国内が30万8095台。前年同期の約4.6倍と伸びて、プラスに転じた。輸出は4万5519台で、前年同期の約4.7倍と、2年ぶりに前年実績を上回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『ディザイア』『バレーノ』『イグニス』『シアズ』などが、合計で20万8750台を販売。前年同期の約4.6倍と回復を果たす。

バンセグメントでは、『イーコ』が2万1783台を販売。前年同期の約4倍と、プラスに転じた。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』、『ヴィターラ・ブレッツァ』を含めて、セグメント合計で6万0011台を販売。前年同期の約4.5倍と、3年ぶりのプラスとなった。

軽商用車では、『スーパーキャリイ』が4056台を売り上げ、前年同期の約3.4倍と回復している。

マルチスズキの2020年度(2020年4月~2021年3月)のインド新車販売台数は、輸出を含めた総販売台数が145万7861台。前年比は6.7%減と、2年連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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