日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ(Infiniti)は7月2日、2021年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万6937台。前年同期比は11.3%減だった。
全販売台数3万6937台の内訳は、乗用車が前年同期比9.4%減の1万0008台と減少傾向にある。ライトトラック(SUV)も12%減の2万6929台と、引き続き落ち込んだ。
乗用車系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が8482台。前年同期比は8.0%減と減少傾向にある。2ドアスポーツクーペの『Q60』も、10.1%減の1526台と減少する。
ライトトラックでは、主力の小型SUVの『QX50』が1万3749台を売り上げ、前年同期比は51.6%増と大幅増。新型投入を控えた中型SUVの『QX60』は4306台にとどまり、前年同期比は64.6%減と後退した。最上級の大型SUVの『QX80』も、17.4%減の7631台と落ち込む。新型SUVクーペの『QX55』は、1242台を販売した。
インフィニティの2020年の米国新車販売台数は7万9502台。前年比は32.5%減と、3年連続のマイナスとなった。
日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は7月1日、2021年上半期(1~6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は58万3701台。前年同期比は3……