ポルシェとリマックは7月5日、ブガッティとともに新しい合弁会社を設立することで合意した、と発表した。合弁会社の社名は、「ブガッティ・リマック」となり、新しいハイパーカーメーカーが誕生する。
合弁会社は、本社をクロアチア・ザグレブに置き、2021年の第4四半期(10~12月)に設立される予定だ。リマックはブガッティ・リマックの55%の株式を保有し、ポルシェは45%の株式を保有する。
ブガッティは現在、フォルクスワーゲングループの傘下にある。合弁会社のブガッティ・リマックの設立後、フォルクスワーゲングループが持つブガッティの株式は、ポルシェに譲渡される予定だ。ブガッティ・リマックは、2つの強力なブランドの遺伝子を組み合わせることにより、顧客にとっても従業員にとっても、魅力的な自動車会社になる、と自負する。
新しい合弁会社の下で、ブガッティとリマックの両ブランドは当初、ブガッティ『シロン』とEVのリマック『ネヴェラ』の2つのハイパーカーを生産する。ブガッティは合弁会社の設立後も、引き続きフランス・モルスハイムのブガッティの工場において、生産を行う。
ブガッティ・シロン と リマック・ネヴェラなお、将来的には、共同開発のブガッティモデルも計画されている、としている。