セダン版ゴルフGTI、『ジェッタGLI』が初の改良へ…攻撃的スプリッター装備

VW ジェッタGLI 改良新型プロトタイプ
VW ジェッタGLI 改良新型プロトタイプ全 13 枚

VW『ゴルフGTI』のセダン版、『ジェッタGLI』改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

ジェット気流に由来する初代ジェッタは、『ゴルフ』をベースにセダン化し1979年にデビュー。翌々年の1981には日本市場にも導入された。第3世代では日本市場で『ヴェント』に車名変更。第4世代では世界市場で『ボーラ』として発売されるも、日本市場では再び「ジェッタ」の名称が復活していた(2021年現在は未導入)。

現行型の第7世代は2018年デトロイトモーターショーでワールドプレミアされ、翌2019年には「ゴルフGTI」に相当する高性能モデルとして「ジェッタGLI」が登場した。これが現行初の大幅改良となる。

VW ジェッタGLI 改良新型プロトタイプVW ジェッタGLI 改良新型プロトタイプ
捉えたプロトタイプは、左右ヘッドライトを結ぶ赤いラインがGLIであることを主張する。バンパーのメッシュパターンには現行型より大きな開口部があるほか、コーナーエアインテークも偽装され、下部にはフロントスプリッターを装着、よりアグレッシブなフロントエンドが見てとれる。

リアエンドでは、左右エキゾーストパイプを囲む新たなハニカムメッシュパターンが確認できる。両パイプは不自然に小さいことから、追加のエキゾーストパイプがインサートされる可能性もあるだろう。またリアバンパーの赤い反射板もテープで偽装するなど、最終市販型では後部でも大きな変更がみられそうだ。

内部では、インフォテイメントソフトウェアのアップデート、キャビントリムの微調整など小規模なリフレッシュにとどまると思われる。

パワートレインは最高出力228ps、最大トルク350Nmを発揮する「EA888」型2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー「TSI」エンジンをキャリーオーバーし、7速デュアルクラッチ、または6速マニュアルトランスミッションと組み合わされる。

ジェッタGLI 改良新型のデビューは、2021年内と予想される。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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