トヨタ タコマ に「TRDプロ」、オフロード性能向上…2022年型をシカゴモーターショー2021で発表へ

TRDチューンのフォックス製ダンパーを採用

3.5リットルV6は最大出力278hp

車両周囲の障害物を確認できる「マルチテレインモニター」

トヨタ・タコマ TRD プロ の2022年モデル
トヨタ・タコマ TRD プロ の2022年モデル全 7 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は7月12日、米国で7月15日に開幕するシカゴモーターショー2021において、『タコマTRDプロ』の2022年モデルを初公開すると発表した。

写真:トヨタ・タコマ TRD プロ の2022年モデル

『タコマ』は、トヨタの北米市場向けの中型ピックアップトラックで、米国の中型トラックセグメントでは長年、ベストセラー車に君臨している。現行タコマは3世代目モデルで2015年1月、デトロイトモーターショー2015でワールドプレミアされた。デザインは、米国カリフォルニア州のCALTYが担当している。

「TRDプロ」は、「TRD」(トヨタ・レーシング・デベロップメント)の名前を付したオフロードパッケージだ。トヨタが米国市場で販売している大型ピックアップトラックの『タンドラ』、小型SUVの『4ランナー』、フルサイズSUVの『セコイア』などに設定されている。

TRDチューンのフォックス製ダンパーを採用

2022年モデルのタコマTRDプロでは、オフロードパフォーマンスをさらに追求しているのが特長だ。優れたオフロード性能を発揮するように設計されたTRDチューンのフォックス製ダンパーを採用する。この足回りの変更により、追加のサスペンションリフトはフロントが約38mm、リアが約13mmとなる。

サスペンションリフトの増加によって、36.4度のアプローチアングル、24.7度のデパーチャーアングル、26.6度のランプブレークオーバーアングルが可能に。そのおかげで、オフロードでの走破性能が引き上げられているという。

増加したフロントリフトに対応して、TRDが開発した新しいアッパーコントロールアームを装備した。強度を高めるために、機械で鍛造されたアルミ構造が特長のTRD製アッパーコントロールアームにより、フォックス製ダンパーは、リバウンドストロークが拡大しているという。

3.5リットルV6は最大出力278hp

3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンには、「VVT-iW」テクノロジーとアトキンソンサイクルを採用して、効率を追求した。トヨタの「D-4S」燃料噴射システムには、直接噴射とポートインジェクターの両方が組み込まれる。最大出力は278hp、最大トルクは36.6kgm。TRDチューニングのキャットバックエキゾーストを装着する。トランスミッションは6速MTと6速ATを用意した。

2022年モデルのタコマTRDプロには、ボディ同色のサラウンドを備えた「TOYOTA」のロゴ入りフロントグリルを装備する。オプションの新しいフードグラフィックは、ブラックのフードスクープとコーディネートされた。

リアクォーターパネルには、新しいTRDプロのロゴを配した。2022年モデルのボディカラーには、スーパーホワイト、マグネティックグレーメタリック、ミッドナイトブラックメタリックに、TRDプロ専用のエレクトリックライムメタリックが追加されている。

2022年モデルのタコマTRDプロには、新形状のブラックのTRDホイールが装備されている。アグレッシブなサイドウォールデザインを採用したグッドイヤー製のオールテレーンタイヤ「テリトリー」を組み合わせた。赤いTRDロゴ入りのアルミ製フロントスキッドプレートを装備した。シーケンシャルウインカーを備えたLEDヘッドライトも標準装備する。「Rigid Industries」のLEDフォグランプも採用している。

車両周囲の障害物を確認できる「マルチテレインモニター」

2022年モデルのタコマTRDプロには、「マルチテレインモニター」を採用する。ドライバーはスイッチを押すだけで、車両の周囲の障害物を確認できる。8インチのマルチメディアタッチスクリーンに、フロント、リア、サイドカメラが捉えた映像を表示する。8インチのマルチメディアタッチスクリーンディスプレイは、Apple 「CarPlay」、グーグル「Android Auto」、アマゾン(Amazon)「アレクサ(Alexa)」に対応する。

インストルメントパネルでは、4.2インチのカラーマルチインフォメーションディスプレイと傾斜計、傾斜ゲージを一体デザインとし、外気温、走行距離計、トリップメーター、平均燃費のディスプレイも組み込んだ。

ブラックレザー仕上げのヒーター付きフロントシートは、ヘッドレストにTRDプロのロゴが入る。TRDシフトノブも装備した。シートは10方向のパワー調整が可能。パワームーンルーフが標準装備され、AT車にはJBL製プレミアムオーディオが採用されている。

《森脇稔》

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