日産 NV350キャラバンなど3万2000台をリコール AT不具合で走行不能となるおそれ

対象車両はオートマチックトランスミッションにおいて、トルクコンバータのロックアップクラッチを固定するリベット寸法が不適切なため、強度不足で破損することがある。そのため、リベットの破損片による摩擦材の異常摩耗等が発生して、トルクコンバータのロックアップができなくなり、警告灯が点灯。最悪の場合、摩耗粉によりオイルストレーナーが詰まり、オイルポンプの油圧が不足することで走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、トルクコンバータを対策品に交換する。なお、特定の故障コードを確認した場合はトランスミッション本体を交換する。
不具合は96件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》