ZMPは、工場・物流施設・空港・港湾など構内搬送の自動化を実現する、自動運転EVトラック『RoboCar EV Truck』の先行受注を開始した。
ZMPは、2014年より公道での自動運転を開始。交通量の多い都心部での自動運転タクシーサービスなどで技術・サービスの実証を行うととともに、空港やテストコース等の私有地にて無人自動運転実用化を進めている。これまでミニバンタイプの『RoboCar MiniVan』、SUVタイプの『RoboCar SUV』、11人乗り小型EVバス『RoboCar Mini EV Bus』を展開してきたが、今回、2トン中型EVトラックをベースとした自動運転トラック『RoboCar EV Truck』をラインアップに追加する。
RoboCar EV Truckは、全長約6m、積載量2トンの自動運転EVトラック。1回の充電で約225km走行が可能なEVモーターズ・ジャパン製EVトラックをベース車両とし、ZMPが構内での自動運転を実現するためのセンサー及び自動運転コンピュータ「IZAC」を搭載し、自動運転EVトラックトラックとして提供する。
現在、構内搬送トラックはディーゼル車・ガソリン車が主流だが、RoboCar EV Truckを導入することで脱炭素化に貢献するとともに、自動運転機能により搬送業務の省人化、効率化を実現する。
ZMPでは、RoboCar EV Truckの先行受注を開始。顧客からの要望を受けて仕様を協議の上、製造を予定している。