アウディの新SUV『Q6 e-tron』はマカンEVの兄弟車!? ポルシェ共同開発プラットフォーム採用

アウディ Q6 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)
アウディ Q6 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

アウディのSUVシリーズにいよいよ「6」の数字が加わる。新型EVクロスオーバー『Q6 e-tron』市販型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

アウディの新しいEVサルーン『e-tron GT』がそのコンポーネントの大部分をポルシェ『タイカン』と共有するように、Q6 e-tronは次世代『マカンEV』と兄弟車となる。

アウディとポルシェは、新世代のEVアーキテクチャ「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を共同開発。弟分『Q4 e-tron』ではVWグループの「MEB」プラットフォームを採用するが、Q6 e-tronはPPEを採用する最初のアウディとなる。Q4 e-tronとQ6 e-tronはインゴルシュタットで生産予定だが、同社では拡大するEVラインアップに対応するため、新しいバッテリー生産施設も建設中だ。

捉えたプロトタイプは、いまだ厳重なカモフラージュが施されているが、フロントエンドにはスリムなヘッドライトや完全に密閉されたグリル、その下には六角形の給気口とエアカーテンのようなものも確認できる。また曲線的なボディワーク、キックアップするベルトライン、傾斜したルーフラインも特徴的だ。

アウディ Q6 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)アウディ Q6 e-tron プロトタイプ(スクープ写真)
後部では、ラウンドしたバンパーとリフトゲートを装備。薄いストリップで繋がれたスリムなLEDテールライトや、角張ったリアウィンドウも見てとれる。

インテリアはQ4 e-tronといくつかの部分を共有すると予想され、10.25インチのデジタルインストルメントクラスタ、及び10.1インチ、または11.6インチのインフォテイメントシステムが期待できるだろう。

PPEには800Vの充電機能も組み込まれる。マカンEVとQ6 e-tronは最大350kWで充電、500km以上の航続距離が予想される。またPPEによってエアサスペンション、全輪ステアリング、トルクベクタリングを備える可能性もある。

スペックは現時点で謎だが、約100kWhのバッテリーパックと最高出力476ps、最大トルク800Nmを発揮するデュアルモーターパワートレインが予想され、0-100km/h加速7秒未満から4秒未満までさまざまなバリエーションが期待できるという。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  3. レクサスの3列大型SUV『TX』、約845万円から…北米初の現地生産PHEVも設定
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る