京王線で飛騨高山の農産物を輸送…八幡山-新宿間で実証実験 7月27日から

日中の各駅停車を活用する京王の農産物輸送。
日中の各駅停車を活用する京王の農産物輸送。全 4 枚
京王電鉄(京王)は7月21日、農産物輸送の実証実験を7月27日から開始すると発表した。これは、飛騨高山の農産物を京王線八幡山(はちまんやま)~新宿間で輸送するもので、お盆や年末年始を除いた2022年3月31日まで実施する。

岐阜県高山市で野菜や果物、加工食品の直売を行なっている「特選館あじか」から出荷した飛騨トマトや飛騨ほうれん草といった農産物が入った段ボール6箱分を、高速バスやトラックで京王運輸の東京側のターミナルである世田谷営業所(東京都世田谷区)まで輸送。台車に積み替えて八幡山駅(東京都杉並区)を10時台に発車する京王線の各駅停車で継送する。

輸送された農産物は、京王モール(東京都新宿区)内の「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」で販売されることになっており、京王では今回の実証実験を通して高山市の知名度向上や観光誘致の拡大を図るとともに「農産物以外の商品配送や、お客様の生活利便性向上に資する新たなサービスの検討につなげていきます」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る