豊田通商、自動車セキュリティサービスを日本市場で展開…イスラエルのベンチャーと提携

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豊田通商は7月21日、自動車向けセキュリティサービスを提供するイスラエルのスタートアップ企業のサイベラムテクノロジーズと日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。日本市場向けの代理店契約締結は豊田通商が初となる。

サイベラムはサイバー攻撃に対するコネクティッドカーの脆弱性の検出、分析に特化した脆弱性管理ソリューションを手がけている。ソリューションはソフトウェアの構成情報を収集し、情報のみを保持した「デジタルツイン」を作成することで、コネクティッドカー発売以降に発見された脆弱性の監視・検出が可能。

豊田通商は、国内自動車メーカー向けに、サイベラムの脆弱性管理ソリューションの販売を通じて、開発段階から販売後のコネクティッドカーのサイバーリスク対策を支援する。

コネクティッドカーの普及に伴ってサイバーセキュリティ上の脅威に対する対策が急務となっている。国連の分科会でサイバーセキュリティ対策の法制化が採択され、各国で対応が進んでいる。日本では2022年7月から自動車メーカーに対してサイバーセキュリティ対策が義務付けられ、サイバー攻撃に対する組織体制やプロセス構築などが求められる。豊田通商は自動車メーカーのこうしたニーズに対応していく。

《レスポンス編集部》

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