ボルボカーズ、黒字回復 2021年上半期決算

ボルボ XC40 リチャージ
ボルボ XC40 リチャージ全 3 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は7月23日、2021年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、上半期の売上高は1411億3100万スウェーデンクローナ(約1兆7910億円)。前年同期の1117億5900万スウェーデンクローナに対して、26.3%増と2年ぶりに増加した。

また、上半期の営業利益は、132億3800万スウェーデンクローナ(約1680億円)。前年同期の9億8900万スウェーデンクローナの赤字から、黒字に転じた。前年同期は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、赤字を計上していた。

2021年上半期の世界新車販売台数は38万0757台。前年同期比は41%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。市場別では欧州が上半期、16万6822台を販売し、前年同期比は35.4%増と回復した。中国では上半期、9万5252台を販売し、前年同期比は44.9%増と、2年ぶりに前年実績を上回っている。米国では上半期、6万3754台を販売。前年同期比は、47.4%増と回復した。その他の世界市場では、45.4%増の5万4929台を販売した。

車種別の上半期販売実績では、『XC40』が11万8121台を売り上げ、『XC60』を抜いてブランドの初の最量販車に。前年同期に対して、約1.7倍と伸びた。『XC60』は11万3500台を売り上げ、前年同期比は44.1%増と2年ぶりに増加した。『XC90』は5万4177台を販売し、前年同期比は42.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  5. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る