『アイゴ』新型はピュア・トヨタ車に? SUVスタイルとなるか

トヨタ アイゴ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
トヨタ アイゴ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 22 枚

トヨタは現在、欧州Aセグメントモデル『アイゴ』の次期型を開発しているが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが鮮明に捉えた。

アイゴは、PSAとの合併会社「TPCA」により開発されたコンパクトハッチバックで、初代は2005年に登場、プジョー『107』やシトロエン『C1』とプラットフォームを共有する兄弟モデルとなっていた。現行モデルは2014年に発売されており、これが7年振りのフルモデルチェンジとなる。

次期型では、『ヤリス』や『ヤリスクロス』と同じ「GA-B」プラットフォームを採用。3月に公開されたコンセプトカー「アイゴXプロローグ」の市販型にあたり、トヨタのピュアモデルとして生まれ変わる。

トヨタ アイゴ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)トヨタ アイゴ 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
捉えたプロトタイプは、新設計のLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備するなど、生産型ボディをまとい出現。非常に短いオーバーハングや後部ルーフラインなどコンセプトモデルとの違いが見られる。またホイールもコンセプトモデルより小さいほか、地上高もさほど高くないことから、当初予想されたクロスオーバーSUVではなく、従来のシティカースタイルが継承されている可能性がありそうだ。

一方、リアはルーフから伸びるスポイラー、リアウィンドウの形状、縦型LEDテールライト、バンパーなどがコンセプトモデルと似ていることがわかる。内部は撮影できていないが、ヤリスとレイアウトやデザインを共有すると予想される。欧州トヨタのCEOであるヨハン・ファン・ゼイル氏によると、次期型はヨーロッパで設計、開発され、チェコ・コリン市にある現在の工場で生産されるという。

パワートレインの詳細は不明だが、欧州トヨタ副社長であるマット・ハリソン氏は、「コンパクトセグメントは手頃な価格であるべきであり、フルエレクトリックが最適であるとは考えていません」と述べていることから、内燃機関モデルのみのラインアップと思われるが、遅れて電動化される可能性も否定はできない。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る