JR西日本の電気式気動車DEC700は8月中旬から試験…ハイブリッドの試験は2022年度以降に

「さらなる安全性・安定性・快適性の向上」「電車・気動車のシステム共通化によるメンテナンス技術の向上と効率化」を図るとして登場したDEC700。
「さらなる安全性・安定性・快適性の向上」「電車・気動車のシステム共通化によるメンテナンス技術の向上と効率化」を図るとして登場したDEC700。全 1 枚

JR西日本は7月28日、新型の一般型気動車「DEC700」の各種性能確認試験を8月中旬から開始すると発表した。

同車は下関総合車両所新山口支所(山口県山口市)に1両を配置。ディーゼル発電機からの電力でモーターを回し走行する電気式気動車だが、バッテリーを搭載することでハイブリッド方式に変更できる構造となっている。

試験運転では、勾配における起動性能や加減速度、車体の走行抵抗を確認する基本性能試験、走行安全性や乗り心地、台車への応力の確認を行なう全線走行試験が行なわれることになっている。

このうち、性能確認試験は2021年度末まで行なわれることになっており、ハイブリッド方式に関する試験は2022年度以降に予定されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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