ジャガー・ランドローバー、売上高は39%増 2021年上半期決算

ジャガー F-PACE 改良新型
ジャガー F-PACE 改良新型全 4 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は7月26日、2021年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は115億0400万ポンド(約1兆7590億円)。前年同期の82億8500万ポンドに対して、39%の増加となった。

一方、2021年上半期の税引き前損失は、10億6200万ポンド(約1625億円)。前年同期の9億1400万ポンドから、税引き前損失が拡大している。

2021年上半期の世界新車販売台数は24万8020台。前年同期比は46.2%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数24万8020台のブランド別の内訳は、ジャガーが5万2615台で、前年同期比は23.8%増と回復した。ランドローバーは19万5405台。前年同期比は53.7%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。

車種別の販売実績では、ジャガーブランドは小型セダンの『XE』以外のラインナップが好調だった。販売の中心はSUVで、ミドルクラスの『F-PACE』やコンパクトクラスの『E-PACE』が販売を伸ばしている。

ランドローバーブランドでは、新型『ディフェンダー』の販売が好調だった。ロングボディの「110」に加えて、ショートボディの「90」がラインナップされたこともあり、販売を押し上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  5. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る