スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は7月28日、2021年上半期(1~6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、上半期の売上高は3975億7300万ルピー(約5885億円)だった。前年同期の2086億3200万ルピーに対して、およそ1.9倍と伸びた。
また、上半期の純利益は、160億6900万ルピー(約238億円)だった。前年同期の104億2300万ルピーに対して、およそ1.5倍の増益となっている。
マルチスズキによると、増収増益となったのは、前年同期が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大で、新車販売が落ち込んだことによる反動増。今期は新車販売が回復傾向にあり、コスト削減に継続的に取り組んだことも、利益を押し上げる要因になったという。