ルノーグループ(Renault Group)は7月30日、2021年上半期(1~6月)決算を発表した。
同社の発表によると、グループ全体の売上高は233億5700万ユーロ(約2兆5615億円)。前年同期の184億2500万ユーロに対して、26.8%増とプラスに転じた。
また、2021年上半期の営業利益は、5億7100万ユーロ(約626億円)。前年同期の20億0700万ユーロの赤字から、黒字回復を果たしている。
2021年上半期の世界新車販売台数は142万2563台。前年同期比は18.7%増と3年ぶりに前年実績を上回った。ブランド別では、ルノーが前年同期比18.5%増の90万1466台と回復を果たした。ダチアは24.5%増の26万2814台と2年ぶりのプラス。韓国のルノーサムスンは、前年同期比49.4%減の2万6908台と2年ぶりの前年割れ。ロシアのラーダは、41.1%増の21万5448台と回復した。
ルノー・クリオ(日本名:ルーテシアに相当) 新型欧州では、地元フランスが28万7602台を販売。ロシアが27万0285台で続いた。以下、ドイツが8万2951台、イタリアが8万2951台。その他の市場では、インドが4万8970台、ブラジルが6万9465台を販売した。また、日本は上半期、4172台を登録した。前年同期比は38.6%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。