カワサキ Z H2 など、油圧低下でエンジン停止のおそれ リコール

カワサキ Z H2 SE
カワサキ Z H2 SE全 4 枚

川崎重工は、カワサキ『Z H2』など5車種について、エンジンの油圧を調整するリリーフバルブに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となるのは、Z H2のほか、『Z H2 SE』、『Ninja H2カーボン』、『Ninja ZX-10R』、『Ninja ZX-10RR』の計5車種で、2020年5月8日~2021年3月25日に製造された726台。

対象車両はエンジンの油圧を調整するリリーフバルブの組立作業が不適切なため、リリーフバルブの構成部品が脱落し、エンジンの油圧が低下する場合がある。そのため、油圧警告灯が点灯するとともにエンジンが潤滑不良となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

改善措置として、全車両、リリーフバルブを良品に交換する。リリーフバルブの構成部品に脱落が認められた場合は、エンジン内部を点検し損傷部位を交換する。

不具合および事故は起きていない。海外からの情報によりリコールを届け出た。

<訂正> 車種名が当初間違っておりました。訂正して再出力しました。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る