ステランティスが黒字回復、売上高は46%増 2021年上半期決算

ステランティス傘下の各ブランド
ステランティス傘下の各ブランド全 3 枚

ステランティス(Stellantis)は8月3日、2021年上半期(1~6月)の決算を発表した。

ステランティスの2021年上半期決算は、売上高が753億1000ユーロ(約9兆7520億円)だった。前年同期の516億6800万ユーロに対して、46%増加した。

また、上半期の純利益は、59億3600万ユーロ(約7686億円)だった。前年同期の8億1300万ユーロの赤字から、黒字回復を果たした。

前年同期の新型コロナウイルスの感染拡大による新車販売の落ち込みが回復したことで、黒字転換となった。世界的な半導体不足の影響を抑えるための効率的な生産体制の導入も、利益を押し上げる要因になった。

ステランティスのカルロス・タバレスCEOは、「力強い上半期業績を達成した。その一方で、経営戦略の基本的な柱である電動化の加速とソフトウェアについても、大きな進歩を遂げた」と述べている。

ステランティスは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)とPSAグループの合併によって誕生した新会社。両社の対等合併によって、トヨタグループ、フォルクスワーゲングループ、ルノー日産三菱アライアンスに次いで、世界第4位の自動車グループとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る