東京メトロ半蔵門線新型車両18000系、運行開始

東京メトロ18000系
東京メトロ18000系全 6 枚

東京地下鉄(東京メトロ)では、半蔵門線用新型車両の18000系の運行を8月7日より開始した。18000系は約40年間にわたり活躍している8000系に代わって導入される新型車両だ。

半蔵門線は、渋谷、表参道、清澄白河、押上など伝統と新しさが交じり合う街を結び、相互直通運転により埼玉県から神奈川県までをつなぐ。18000系は、「伝統と新しさが交じり合う街に更なる活力を」をコンセプトに、8000系や08系の端正な表情を受け継ぐとともに、路線カラーのパープルを基調とした配色とし、沿線の街に更なる活力を与えるようなデザインを意図したそうだ。

18000系は従来型と比較して、バリアフリーの促進をはじめ、安全・安定性、快適性、省エネ性を向上させたという。総合指令所などから走行車両の機器状態をモニタリングするシステムの導入や、消臭・抗菌・抗ウイルス加工が施された座席表地の採用、そして各車両のフリースペース設置に加え、その近傍のドアレールに切り欠き加工を行ない、車いすやベビーカーをご利用のお客様の乗降性を向上させるなど、すべての旅客に安心して利用いただけるよう配慮した。

18000系は今回の導入を皮切りに、2025年度までに19編成190両を導入し、8000系と置き換える予定だ。

《高木啓》

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