東京海上日動、車両全損時復旧費用補償特約を新設…経年車にも時価額を上回る補償を提供

新特約発売前後の補償額のイメージ(改定後)
新特約発売前後の補償額のイメージ(改定後)全 2 枚

東京海上日動火災保険は、新車購入から一定期間が経過した車両にも時価額を上回る補償を行う「車両全損時復旧費用補償特約」の提供を2022年1月より開始する。

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車両保険の保険金額(支払上限額)は、一般的に車両取得から年数を経るごとに減少する。そのため、事故による修理や買い換えを行う場合、車両保険の補償だけでは不足する場合がある。同社は、このような場合に備えて、新車価額までの費用補償を可能にする「車両新価保険特約」を提供している。その一方、車両新価保険特約を付帯できる条件を満たさなくなった場合には、それ以降に補償できる金額が大きく削減。近年は、先進安全装置や先進技術の普及により、車両の修理費が高額化するなどにより、補償が不足するケースがあった。

同社は2022年1月以降始期契約を対象に車両全損時復旧費用補償特約を新設。車両新価保険特約を付帯できる条件を満たさなくなった車両でも車両保険の保険金額を上回る補償を可能にする。本特約により、事故により修理できない場合または修理費が車両保険金額を上回る場合、車両保険金額が100万円を超える場合は車両保険金額+100万円を、車両保険金額が100万円以下の場合は車両保険金額の倍額を上限に、買換費用等の実費を補償する。

《纐纈敏也@DAYS》

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