市販型では、VWグループの「MEB」プラットフォームを採用、全長4.87メートル(191.1インチ)となり、4.8メートルのVW『ID.6』とほぼ同じとなる。

公共駐車場で捉えたプロトタイプは高いノーズを備え、滑らかなヘッドライトからは吸気口が伸びているように見えるなど、全体的に上海でプレビューされたデザインを継承していることがわかる。また後部は、これまで隠されていたLEDストリップライトを備えるテールライトが初めて確認できる。
キャビン内は、白いステッチが施されたレザーシート、フローティングセンターコンソール、大型インフォテイメントスクリーンなど『Q4 e-tron』と非常に似ているが、若干チープな印象を受ける。

パワートレインは、VW『ID.4』といくつかのメカニックコンポーネントを共有する可能性が高く、デュアルモーター、全輪駆動により最高出力302hp、最大トルク310Nmを発揮、航続は560km(347マイル)と予想される。またシングルモーター、後輪駆動のレイアウトを備えるエントリーモデルの設定も想定される。
デビューは2021年終わりから2022年初頭とみられ、「e-tron」のお手頃バージョンとして発売されるはずだ。
新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!