【夏休み】100均を活用して自由研究---オススメの画材・道具と使い勝手

100均を活用して「夏休みの自由研究」 オススメの画材道具と使い勝手を紹介
100均を活用して「夏休みの自由研究」 オススメの画材道具と使い勝手を紹介全 1 枚

夏休みも残り2週間をきると、


「自由研究をやってない」

と、焦った子どもが、気軽に取り組みやすい絵や書道などの平面作品を思いつくころです。

また、観察日記などを画用紙や模造紙にまとめる作業もあるので、お財布に優しく、コスパの良い画材道具がそろう100均がおススメです。

何度もチャレンジすることができるので、自分の納得のいく作品を作れます。

自由研究だけでなく、おうち遊びとして楽しめます。

画用紙


画用紙、スケッチブック売り場

画用紙は絵を描くだけでなく、切り抜いてモチーフを作るのに大活躍します。

画材、工作、折り紙と、多用途に使えます。

ダイソーの画用紙は10色10枚セットから、暖色系、寒色系のセット、1色でサイズが大きい画用紙まであります。

必要なサイズや枚数、色に合わせて選んでください。

「色画用紙 セミB6」:10色×40枚(サイズ:12.5×17.5×0.8cm)

「色画用紙 セミB4」:10色×10枚(サイズ:25.3×35.2×0.3cm)

カラー:赤、ピンク、オレンジ、黄、黄緑、水色、青、茶、黒、白の10色が基本。

他にも「パステル」「暖色」「寒色」などのセットがそろっています。

寒色やパステルカラーもそろっている

「色画用紙 小サイズ」:11色各4枚=44枚(サイズ:12.5×17.5×0.7cm)

「色画用紙 中サイズ」:11色×各2枚=22枚(サイズ:17.5×25.0×0.4cm)

「色画用紙 大サイズ」:10色×各1枚+白2枚=12枚(サイズ:25.0×35.4×0.2cm)

カラー:暖色系、寒色系の2種類があります。

色画用紙:単色×10枚入り、金銀銅のみ1色×3枚入り(サイズ:25.7×36.3×0.1cm)

カラーは、筆者が調べた中では36色ありました。

透明な色を表現したいときは「カラーセロハン」がお手軽です。

枚数:5色入り5枚(サイズ:44×32.5cm)

価格:全て100円(税込み110円)

市販の画用紙は、同程度の量が入って200~300円程度します。

ダイソーは小分けかセットになったものが多く、必要な分だけ購入できます。

購入した材料を余らせるのはもったいないので、適量を購入して使ってください。

スケッチブック


スケッチブックはお子さまから大人まで人気がある商品です。

サイズも選べるので、持ち運びやすさ、描きやすい大きさで選んでも良いと思います。

紙質が良く、鉛筆でサラッと描きやすいので、日記帳やメモ帳として使う方も多いです。

スケッチブック


クレヨン用スケッチブック

B4サイズ:24.7×35×0.6cm 50枚

B5クレヨン用:18.2×26.0×0.9 40枚

B5水彩画用:18.2×26.0×0.9 30枚

クレヨン用スケッチブック:34.5×24.7 22枚

水彩画用スケッチブック:34.5×24.7 15枚

こちらのシリーズはPOPな可愛らしい表紙なので、お子さまの落書き帳にピッタリです。

DRAWING


B5サイズ:17.2×25×0.6cm 70枚

B6サイズ:11.0×18.0×2cm 150枚

とにかく枚数が多いので、たくさん描きたい方はこちらがお得です。

DRAWING BOOK


B4サイズ:25×35.3×1.3cm 14枚

B5サイズ:17.6×25×1.6cm 26枚

B6サイズ:12.5×17.6×1.9cm 48枚

A4サイズ:29.0×21.4×0.9cm 20枚(厚紙タイプ)

厚紙タイプは枚数が少ないですが、マッキーやコピックなど、裏移りが心配な画材に。

Sketch Book ‐3(maruman)


B6サイズ:12.2×17.4cm 18枚

スケッチブックで有名なブランド「マルマン」のスケッチブックです。

表紙も可愛らしいですし、厚手で描き心地の良い、上質な紙質を探している方に。

SKETCH BOOK


サイズ:10.6×17.4 枚数記載なし

こちらは水平に開くことができる、背表紙の付いたタイプのスケッチブックです。

リングタイプではないので、描いている間に手が引っかかることがありません。

しまう際もスッキリ収納できます。

市販のスケッチブックを同じ枚数に換算すると、1冊200~300円程度します。

差は小さいかもしれませんが、使い続けるとチリツモ節約になります。

キャンバス


あまり知られていないのですが、ダイソーではキャンバスも販売しています。

油絵を描く際に使うので、お子さまではなく大人買いする方が多い商品です。

裏面に節(ふし)が入っている商品が多いので、その点を許容できる方にオススメです。

倉庫から箱単位で注文しているため、入荷してからでないと節の有無が分かりません。

節が入っていない(見えない部分に入っている)キャンバスを御所望の方は、実際の店舗で商品を見比べながら選んでください。

サイズ・価格


F3:22.0×27.3×1.5cm:100円

F4:24.2×33.4×1.5cm:200円

F8:37.5×45.5×1.6cm:300円

材質:綿(コットン)、松木

市販の画材店、もしくはネットで購入する場合、F3は350~700円、F4は300~700円、F8は600~1200円程度します。

画材は大量購入でなければ安く手に入れることが難しい商品です。

1枚単位でこの価格で購入できるダイソーは、かなりコスパが良いと言えます。

F3(100円)はどこの店舗でもありますが、F4、F8を置いている店舗は少ないです。

気になる方は、最初から大型店舗に足を運んだ方が早く手に入ると思います。

絵の具


水彩絵の具

絵や工作に大活躍する絵の具は、小さいうちは学校でよく使いますが、成長に伴い使う頻度は減ってしまいます。

100均の絵の具は内容量は少なめですが、箱入りで、値段の割にしっかりした作りです。

ほんの数回使う程度なら、全く問題なく使えます。

趣味で楽しむ場合も、パレット、絵筆、画用紙など一式揃えても数百円で済みます。

市販の水彩絵の具12色セットは、5mlチューブが500~600円、12mlは700~900円程度です。

ダイソーの12色絵の具は6mlですので、1セット購入すると最低でも400円以上のお得です。

100円と安価なので、惜しげもなく使えます。

ぺんてるの絵の具は、ダイソーでバラ売り(1本税込み110円)もしています。

近くに文具店が無いときの「1本だけ欲しい」という需要に応えてくれます。

しかし、こちらに関してはホームセンターなどで1本97円程度で販売しています。

急ぎでない場合は、あえてダイソーで買わなくても良いと思います。

アクリル絵の具


アクリル絵の具(数年前に購入した私物)

≪執筆者が数年前に購入≫

ダイソーには、水彩だけでなく、アクリル絵の具の品揃えもあります。

水彩絵の具はにじみやぼかしが得意ですが、耐水性はありません。

アクリル絵の具は水に溶かすこともできますし、油絵の具のようにそのまま塗れます。

水彩並みの扱いやすさと、耐水性、変色、ひび割れなどの劣化への強さが特徴です。

キャンバス、木、布、革、粘土にも描くことができる点も、大きな魅力です。

水彩と違い、アクリル絵の具は艶が無く、マットな色合いです。

家具や衣服に付くと取れなくなってしまうので、お子さまが触れないよう注意してください。

手についた場合は石鹸をつけて何度か洗えば取れるのでご安心ください。

何に絵を描くのか、長期保管する必要はあるのか。

対象に合わせて絵の具を選ぶことをおススメします。

アクリル絵の具は水彩絵の具に比べて高価です。

100均では1本ずつ、バラ売りのみしています。

市販のアクリル絵の具は1本12ml入り165円程度です(25ml当たり343円計算)。

セット購入することで安くなりますが、それでも1本あたり250~350円はします。

100均のアクリル絵の具は1本20ml~25ml入りで100円(税込み110円)です。

1本あたり150~250円お得ですので、必要な方は100均での購入がお得です。

筆者はアクリル絵の具を使用してハンドメイド作品を作っています。

数年使って感じた欠点としては、100均の絵の具は定期的に取り扱う商品が変わる可能性があることです。

パッケージだけでなく中身の色まで変わった場合、調合を一から模索しなくてはなりません。

例:同じ「茶色」でも、赤みの加減はメーカーによって異なる

少々高くても老舗ブランドを使った方が色の調合はしやすいかもしれません。

色の再現を容易にするため、価格か、作業の簡便化か、優劣は自分で判断してください。

書道セット


書道道具売り場

100均の書道コーナーは充実した品ぞろえとなっています。

学校で購入した書道セットを毎回持ち運ぶのは重くて大変です。

良く使う場所に1セット用意しておくのも選択肢の1つとしてアリだと思います。

100均の筆について有段者の母に聞いたところ、「100均の筆は、硬すぎて力を入れても筆がうまくしならないので、繊細な力の加減ができず、扱いが難しい」と話していました。

しかし書道の先生に同じ質問をしてみたところ、

「小さい子どもは大人と違って、筆に力を入れすぎてしまうから、最初はこのくらい硬い筆の方が、うまく書ける場合があるんですよ」

と、意外な回答がありました。

小さい子どもは、どうしても筆の根本をつぶすくらい力を加えてしまいやすいので、対象年齢に合わせて、あえて硬くてしなりにくい筆を選ぶ、という選択肢もあるそうです。

100均の書道筆は書道を始めたばかりの小さい子どもなら、使いやすいかもしれません。

大人は100均ではなく、専門店の柔らかい筆の方が使いやすい、と言えそうです。

様子を見ながら、自分に合った筆を見つけてあげてください。

半紙・その他の道具


半紙は清書用と練習用があります

練習用が100枚入り100円、清書用が60枚入り100円です。

市販の半紙は100枚200円以上、墨汁250円以上、筆は1本500円以上します。

書道は上を見ればキリがなくなってしまう奥深い世界です。

代用できるのであれば、100均を利用することで、かなりの費用を抑えられます。

細かいことを言うと、100均と市販の半紙や筆を比べると、違いは分かってしまいます。

半紙に「墨の吸い」「筆の滑り」「しっかりした厚さ」を求める方は、高くても専門店の物を使ったほうがいいです。

100均の半紙は「練習用」と割り切って使うことができれば、活用価値は十分あると思います。

その他にも、筆巻、下敷、墨ふき、文鎮、墨汁など、ダイソーには書道グッズがたくさんあります。

市販で購入するよりも遥かに安く済みますので、学校によって指定はあるかと思いますが、指定がない場合は活用してみてください。

模造紙


模造紙も豊富です

自由研究と言えば、研究結果を模造紙にまとめる場合があります。

写真やマーカーを使うことで、大きくて映える作品が作れます。

もちろん100均では模造紙も販売しています。

模造紙厚口:545×788×0.13:白のみ:5枚入り

模造紙薄口:545×788×0.08:白のみ:8枚入り

マス目模造紙:788×1091×0.09:白のみ:2枚入り

マス目模造紙:788×1091×0.09:カラー(空色、桃、緑、クリーム):2枚入り

最厚模造紙:440×312:カラー(黄色、柿色、だいだい、桃、赤):8枚入り

価格:100円(税込み110円)

ネットだと模造紙は白1枚50円以上、カラー1枚80円以上します。

どれも10枚入り、m単位での販売など、最低ロットが大きいことに注意が必要です。

100均は小さい単位で購入できるので、必要な枚数だけ購入できる100均はお得です。

厚さ、大きさ、枚数には種類があります。

内容に合わせて好きな色を選び、研究の集大成を作ってみてください。

100均を活用して自由研究


100均には、自由研究に使えるグッズがたくさんあります。

子どもは間違いも多いので、100均グッズの方が惜しみなく使えておススメです。

コスパの良い100均平面アート画材を使って、自由研究の課題作成や、おうち時間を満喫してください。(執筆者:山城 奈々)

100均を活用して「夏休みの自由研究」 オススメの画材道具と使い勝手を紹介

《山城 奈々》

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