トヨタはルマン4連覇、横浜市長選は林文子氏4選ならず[新聞ウォッチ]

横浜市の林文子市長(現職、資料画像)
横浜市の林文子市長(現職、資料画像)全 4 枚

自動車耐久レースの「ルマン24時間」では、小林可夢偉選手らがドライバーを務めるトヨタ自動車が優勝。元F1ドライバーの小林選手は念願のルマン初制覇、この大会でトヨタは4連覇を果たした。また、トヨタ勢は中嶋一貴選手の組も2周遅れの2位に入り、フランス西部のルマンでも「無敵のトヨタ」を見せつけていたようだ。

一方、全国の市町村区では断トツの365万人の人口を抱える横浜市長選は投開票の結果、立憲民主党推薦で野党系の元横浜市立大医学部教授の山中竹春氏が、4選を目指した現職の林文子氏らを破り、初当選を決めた。

きょうの各紙も、読売、朝日、毎日、東京が1面トップで「横浜市長選野党系勝利、首相地元小此木氏破る」(毎日)などのタイトルで速報している。初当選した山中氏は、現市長の林氏が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の市内への誘致反対や新型コロナウイルス対策の充実を訴え、地元選出の菅義偉首相や政権への批判票を取り込んだのが勝因とみられている。

4選が叶わなかった現職の林氏といえば、ホンダの販売店を皮切りに、凄腕の自動車セールスを評価され、BMW東京、フォルクスワーゲンジャパン販売の社長、さらに、経営破綻した総合スーパーのダイエー会長や日産自動車販売の社長を歴任した。日産自動車本社がゴーン時代に東京の東銀座から横浜市に移転したことなどの縁から、横浜市長に当選するまで華麗なる渡り鳥人生を送ったキャリアウーマンの草分けとしても知られていた。

2021年8月23日付

●横浜市長選与党惨敗、野党系・山中氏当選、菅政権に打撃、政府コロナ対策に不満(読売・1面)

●脱炭素へ投融資拡大、次世代技術見極め課題、「ESG」100兆円規模へ (読売・4面)

●トヨタ ルマン4連覇、小林組1位、中嶋組2位 (朝日・13面)

●日本の未来を考える、伊藤元重・学習院大教授、自動車産業激変に備えを(産経・3面)

●東京パラあす開幕、感染対策、運営に課題 (東京・23面)

《福田俊之》

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