レンジローバースポーツ 最強、575馬力のSVR…「アルティメット」を欧州発表

スペシャル・ビークル・オペレーションズが開発を担当

手作業で仕上げられるエクステリアペイントは3種類

5.0リットルV8スーパーチャージャーで0-100km/h加速4.5秒

ランドローバー・レンジローバー スポーツ SVR の「アルティメットエディション」
ランドローバー・レンジローバー スポーツ SVR の「アルティメットエディション」全 8 枚

ランドローバーは8月24日、『レンジローバースポーツSVR』(RANGE ROVER SPORT SVR)の「アルティメットエディション」を欧州で発表した。

スペシャル・ビークル・オペレーションズが開発を担当

アルティメットエディションは、ジャガー・ランドローバーの特別車両開発部門の「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」が手がけた。ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズは、ブランドのイメージを伝える車両、特注品、伝統的製品、ブランドの公式グッズなどを開発している。

また、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズは、ジャガーとランドローバーの両ブランドの高性能モデル、車両カスタマイズ製品、少量生産の限定モデルの製作を幅広く担当している。

さらに、スペシャル・ビークル・オペレーションズの1部門として、ジャガー・ランドローバー・クラシックを擁する。世界中のジャガーとランドローバーのクラシック車両の顧客の車両に対して、各種サービス、パーツ、エクスペリエンスの提供を専門に行っている。

手作業で仕上げられるエクステリアペイントは3種類

このスペシャル・ビークル・オペレーションズの最新作が、レンジローバースポーツSVRのアルティメットエディションだ。手作業で仕上げられるエクステリアペイントには3種類が用意されており、中でも新色のグロスマヤブルーとグロスマールグレーは、アルティメットエディションの専用ボディカラーとした。この2色には、固体ベースコートの繊細で反射率の高い微細な白いガラスフレーク粒子が使われており、強い星のような輝きを放つという。

ボディカラーに、よりステルスな色を望む顧客に向けて、3番目のオプションカラーとしてラインナップされているのが、サテンリグリアンブラックだ。3つのボディカラーともに、グロス仕上げのナルヴィックブラックのコントラストルーフを備えている。

スペシャル・ビークル・オペレーションズのビスポークチームの細部へのこだわりは、ボンネットとテールゲートの黒いレンジローバーのレタリングにも反映された。サイドフェンダーのアクセントには、フジホワイトの縁取りが施されている。

ボディ同色のカーボンファイバーベントボンネット、22インチの5スプリットスポーク鍛造アルミホイール、ブラックブレーキキャリパーも装備した。レンジローバースポーツSVR専用のナルヴィックブラック仕上げのコントラストルーフ、ドアミラーカバー、フロントグリル&グリルサラウンド、サイドフェンダーベントなどとコーディネートされている。ランドローバー・レンジローバー スポーツ SVR の「アルティメットエディション」ランドローバー・レンジローバー スポーツ SVR の「アルティメットエディション」

5.0リットルV8スーパーチャージャーで0-100km/h加速4.5秒

スペシャル・ビークル・オペレーションズのビスポークチームの職人技はインテリアにも表現された。クローム仕上げのSVビスポークBピラーエンブレム、ブラックアルマイトメタル仕上げのパドルシフトル、アルティメットエディションのイルミネーショントレッドプレートを装備した。ウィンザーレザーにスエードクロスを組み合わせたSVRエンボス軽量パフォーマンスシートも採用している。

ベース車両のレンジローバースポーツSVRは、レンジローバースポーツシリーズの最強グレードだ。5.0リットルV型8気筒ガソリンスーパーチャージャーエンジンは、最大出力575hp、最大トルク71.4kgmを獲得する。0~100km/h加速4.5秒、最高速283km/hとSUV屈指の性能を備えている。

スポーツサスペンションを標準装備した。特別に最適化されたサスペンションにより、滑らかなドライビングと優れたコーナリングパフォーマンスを発揮するという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る