【トヨタ アクア 新型】初の4WD「E-four」も、全域進化の国民的ハイブリッド[詳細画像]

トヨタ アクア 新型(G E-four)
トヨタ アクア 新型(G E-four)全 55 枚

今や日本を代表するハイブリッドカーへと成長したトヨタ『アクア』。2代目となる新型は、TNGA(GA-B)プラットフォームを採用し基本性能を向上しただけでなく、高出力な「バイポーラ型ニッケル水素電池」の搭載、AC100V・1500Wのコンセントを標準装備化するなど、ハイブリッドカーとしての価値をさらに高めた。

デザインの印象は変わらず、ひと目でアクアと認識できるものながら、よりシャープに。「Harmo-tech」(知性・感性を刺激する、人に寄り添う先進)をコンセプトに上質・シンプル・クラスレスをめざした。左右に張り出したリアフェンダーからは力強さも感じさせる。

トヨタ アクア 新型(G E-four)トヨタ アクア 新型(G E-four)
ボディサイズはほぼそのまま(全長4050mm×全幅1695mm×全高1485mm)にホイールベースを50mm延長することで後席の居住空間や荷室空間を拡大している。

インテリアは、機能をひとくくりに集約し、シンプル・クリーンかつ上質な空間を表現したという。ソフトな合成皮革巻きのオーナメントやアームレスト、合成皮革とファブリックを組み合わせたパワーシートなど、クラスレスかつ上質さを感じられるデザインとしている。トヨタのコンパクトカーとして初めて10.5インチの大型ディスプレイオーディオを採用しているのも目玉だ。

トヨタ アクア 新型(G E-four)トヨタ アクア 新型(G E-four)
駆動用車載電池として世界初採用された「バイポーラ型ニッケル水素電池」は従来モデルのニッケル水素電池に比べバッテリー出力が約2倍となり、アクセル操作への応答性が向上。低速からリニアでスムースな加速が可能となった。またトヨタとして初採用の「快感ペダル」により、いわゆるワンペダルドライブも可能とした。

1.5リットルダイナミックフォースエンジンとアクアに最適化したハイブリッドシステムにより、コンパクトカークラストップレベルとなる35.8km/リットルの低燃費を実現しているのは、さすがアクア、といったところだろう。

写真のモデルはアクアとして初めて設定された4WDの「E-Four」。雪道にも強いアクアの登場に「待ってました」の声も聞こえてきそうだ。新型アクアの価格は198万円から。E-Fourは全4グレードに設定され、ベーシックな「B」の217万8000円からとなっている。

トヨタ アクア 新型(G E-four)トヨタ アクア 新型(G E-four)

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る