ベルト1本でチャイルドシート不要、「スマートキッズベルト」が累計販売40万本突破

後部座席に子ども3人乗っても車内が広い
後部座席に子ども3人乗っても車内が広い全 7 枚

女性向け美容商品通販事業などを展開するセレブは、同社が取り扱うベルト型幼児用補助装置「スマートキッズベルト」の国内累計販売本数が40万本を突破したと発表した。

現在日本では、6歳まではチャイルドシートの使用を義務づけられ、10歳頃まではジュニアシートの使用が推奨されている。しかし、チャイルドシートやジュニアシートの利用には「置くのにスペースを取る」「車内の窮屈感」「子どもが嫌がる」「持ち運びが大変」など不便な面が多くあった。それらの問題を解決したのが、ベルト1本を装着するだけで、子どもが安全に乗車できる「スマートキッズベルト」だ。

スマートキッズベルトは、ポーランドで開発された、取り付けも持ち運びも簡単な子ども用携帯シートベルトだ。高額なチャイルドシートを購入せずとも子どもを車に乗せることができる。重さは約120g。欧州と米国のクラッシュテストを経て、世界で唯一安全認定を取得したポケットサイズの子ども用シートベルトとして、20か国以上で販売。日本国内でもチャイルドシートやジュニアシートと同じく、日本国土交通省が採用している安全基準「Eマーク」(ECE R44/04、グループII&III)を取得し、衝突実験もクリアしている。

装着方法はまず、子どもを座らせ、通常通りシートベルトを装着する。次にシートベルトの腰ベルト(ベルトアンカーの反対側)に 下部のクリップを固定。上部クリップが子どもの肩の位置に来るようにアジャスターでベルトの長さを調節し、上側のクリップをシートベルトの肩ベルトに固定する。スマートキッズベルトは、一般的な3点シートベルトを装着したすべての車種に対応。チャイルドシートと異なり幅をとらないため、後部座席に3人の子どもを乗せることもできる。また、体格に応じた調整が可能で、子どもの成長とともに使用できる。

同商品は特にコロナ禍で自家用車での移動や、レンタカーの利用が増えている中、販売数を伸ばしており、2021年6月以降は販売本数が今までの5倍以上となっている。購入者からは、車を選ばずに簡単に装着できる点や、後部座席の窮屈感がなくなりスペースができること、2台で使用する場合にチャイルドシートの付け替えが不要となる点が評価されている。

適応体重は15kg以上から36kg以下、目安年齢は3~12歳。セレブ公式ショップでの販売価格は3790円となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  2. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  3. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る