DS 7クロスバック、PHEVとディーゼルモデルにレーシングスタイルの特別仕様車

DS 7クロスバック E-テンス 4×4 パフォーマンスライン(右)とDS 7クロスバック Blue HDi パフォーマンスライン(左)
DS 7クロスバック E-テンス 4×4 パフォーマンスライン(右)とDS 7クロスバック Blue HDi パフォーマンスライン(左)全 10 枚

グループPSAジャパンは9月8日、DSオートモビルのフラッグシップSUV『DS 7クロスバック』のプラグインハイブリッド4WD「E-テンス 4×4」およびディーゼル仕様「Blue HDi」に、特別仕様「パフォーマンスライン」を追加した。

パフォーマンスラインは、DSテチーター・フォーミュラEチームのテクノロジーに由来する内装トリムの呼称。フレンチラグジュアリーをベースにしつつ、シックなレーシングマインドを全面に押し出した仕様となる。

E-テンス 4×4は1.6リットルターボエンジンと、フロントとリアに高効率電動モーターを搭載するプラグインハイブリッドモデル。静粛性とシステムトータル出力300ps/520Nmという動力性能を両立する。

BlueHDiはクリーンテクノロジーを採用した2.0リットルターボディーゼルエンジンを搭載。16.4km/リットル(WLTCモード)の低燃費とともに優れた環境性能を併せ持つ。

今回この2モデルに、DSテチーター・フォーミュラEチーム由来のスポーティなエッセンスと、DSオートモビルならではのフレンチラグジュアリーを融合させた特別仕様車パフォーマンスラインを追加する。

エクステリアでは、本来クロームで彩られたDSウィングおよびリアガーニッシュはマットブラックに、フロントグリルのひし形の格子やルーフレールはツヤを出したブラックで仕上げた。あらゆるディテールを黒で統一しつつも、さまざまなツヤ感、素材感、質感を使いわけることで豊かな表情を生み出している。また、専用19インチアロイホイールは、グロスブラックと切削加工による輝きが美しいコントラストを描き、センターキャップのカルマンがアクセントに。精悍なスタイリングとライドコンフォートとの両立を図っている。

インテリアでは、ダッシュボード、センターコンソール、ドアトリムに肌触りが格別なアルカンタラを使用する。さらに赤とゴールドのステッチをアクセントとし、これまでにないエレガンスとスポーティの融合を感じさせる室内空間を創り出している。

パフォーマンスラインの価格はE-テンス 4×4が727万円、Blue HDiが609万円。

なお、DS 7クロスバックは従来のグレード「ソーシック」および「グランシック」を廃し、「オペラ」、「リヴォリ」、「バスティーユ」などに変更。ベースグレードのソーシックは廃止となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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