ポールスター初のEVに新グレード、航続は540km…IAAモビリティ2021

テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVセダン

新グレードはシングルモーター搭載

インフォテインメントシステムにグーグル「Android」

ポールスター 2(IAAモビリティ2021)
ポールスター 2(IAAモビリティ2021)全 20 枚

ボルボカーズ傘下のポールスターは9月6日、ドイツで開幕したIAAモビリティ2021において、ブランド初のEVセダンの『ポールスター2』(Polestar 2)のラインナップを拡大し、新グレードを9月中に欧州市場で発売すると発表した。

写真:ポールスター 2

テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVセダン

ポールスター 2ポールスター 2ポールスターの第1号車が、高性能PHVクーペ『ポールスター1』だった。続くポールスター2は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンとなる。

「プレミアムな5ドアファストバックEV」をテーマに開発。車台は、ボルボカーグループの「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)プラットフォームがベースとなる。

欧州でのラインナップ拡大では、既存グレードが「ロングレンジ・デュアルモーター」と名乗る。EVパワートレインは、前後にそれぞれモーターを搭載し、4輪を駆動する。2つのモーターは合計で、最大出力408hp、最大トルク67.3kgmを引き出す。

強力なツインモーターにより、0~100km/h加速5秒以下の性能を発揮する。27個のモジュールで構成されるバッテリーパックは床下にレイアウトされ、蓄電容量は78kWhだ。1回の充電での航続は、最大480km(WLTPサイクル)の性能を備えている。

新グレードはシングルモーター搭載

ポールスター 2ポールスター 2ラインナップ拡大で登場する新グレードが、「ロングレンジ・シングルモーター」、「スタンダードレンジ・シングルモーター」の2種類だ。

このうち、ロングレンジ・シングルモーターには、最大出力231hp、最大トルク33.6kgmを発生するモーターを1基搭載する。バッテリーの蓄電容量は78kWhで、1回の充電での航続は、最大540km(WLTPサイクル)と、シリーズ最長の航続を可能にしている。

スタンダードレンジ・シングルモーターには、最大出力224hp、最大トルク33.6kgmを発生するモーターを1基積む。バッテリーの蓄電容量は64kWhで、1回の充電での航続は、最大440km(WLTPサイクル)とした。

2つの新グレードにも、最上位グレードのロングレンジ・デュアルモーターと同じく、19インチアルミホイール、LED前後ライト、フレームレスミラーが装備される。標準のエンボス加工されたテキスタイルには、ビーガン素材を使い、3Dエッチングされた装飾パネルに合わせて2色が選べる。8スピーカーを備えた高性能オーディオ、前後パーキングセンサー、リアビューカメラも標準装備した。

最上位グレードのロングレンジ・デュアルモーターに設定されるのが、「パフォーマンスパック」だ。パフォーマンスパックには、4ピストンのブレンボ製フロントブレーキ、調整可能なオーリンズ製ダンパー、20インチの鍛造ホイールが含まれる。また、ゴールド仕上げのブレーキキャリパー、シートベルト、バルブキャップが装備される。

インフォテインメントシステムにグーグル「Android」

ポールスター2ポールスター2ポールスター2は、グーグルの「Android」をインフォテインメントシステムに組み込んだ世界で最初の車のひとつだ。これにより、「Googleアシスタント」、EV対応の「Googleマップ」、「Google Playストア」など、グーグルのサービスが車内で利用できる。自然な音声認識技術と新開発の11インチタッチスクリーンディスプレイが、新しいインターフェイスを可能にする。

グーグルのAndroidベースのオペレーティングシステムにより、常にインターネットに接続。スマートフォンのように、無線で最新情報を受信する。また、音声アシスタントのGoogleアシスタントを採用。

エアコンの温度調整やオーディオの曲の選択などを音声認識で行うGoogleアシスタントによって、ドライバーは運転に集中できる。さらに、ナビゲーションアプリにGoogleマップを導入する。Googleマップが車載化されているため、リアルタイムで交通情報などが得られる。

スマートフォンがキー代わりになる「ポールスター・デジタルキー」も導入する。複数のユーザーが利用するカーシェアリングなどで便利な技術だ。オーナーは第三者とバーチャルキーを共有したり、他の多くのオンデマンド機能にアクセスしたりできるようになる。スマートフォンを携帯したドライバーが車両に近づくと、車両のロックが自動的に解除される。

ポールスター・デジタルキーは、ソフトウェアの無線アップデートで車両にダウンロードされる。新しい「ポールスター・アプリ」とポールスター・デジタルキーは、すべてのポールスター2の顧客に対して、無線更新で配信される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『セレナ』の走行中もテレビ視聴が可能に、ブリッツ「テレビジャンパー」にC28系が適合
  2. ホンダ株価が急反発…米国市場で『アコード』等が好調
  3. アウディの大型SUV、『Q7』新型を予告…デビューは今夏
  4. MINI「ポール・スミス・エディション」、ガソリンモデル3車種の予約開始…465万円から
  5. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. 日本板硝子、Plug and Play Japanとパートナーシップ締結…ディープテック領域で新規事業創出へ
  4. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る