メルセデスベンツ EQT、2022年市販化の『Tクラス』を示唆…IAAモビリティ2021

星のパターンが輝くブラックパネルグリル

電動スケートボードが荷室の床下収納に収まる

最新の「MBUX」インフォテインメントシステム

メルセデスベンツ・コンセプト EQT(IAAモビリティ2021)
メルセデスベンツ・コンセプト EQT(IAAモビリティ2021)全 29 枚

メルセデスベンツは9月6日、ドイツで開幕したIAAモビリティ2021に、『コンセプトEQT』(Mercedes-Benz Concept EQT)を出展した。

写真:メルセデスベンツ EQT

コンセプトEQTは2022年に市販化される予定の小型ミニバン、『Tクラス』のEV版を示唆したコンセプトカーだ。ほぼ量産モデルに近いコンセプトカーは、最大7名の乗員のために充分かつ用途の広いスペースを持つ。メルセデスベンツらしいデザインとアプローチを備えた広々とした荷室も備える。コンセプトEQTは、快適性、機能性、コネクティビティ、安全性を高いレベルで追求しているという。

メルセデスベンツのミニバンには、『Vクラス』がある。このVクラスのノウハウをコンパクトクラスに投入したのが、コンセプトEQTだ。コンセプトEQTの荷室には、電動スケートボードを組み込むこともできる。

星のパターンが輝くブラックパネルグリル

コンセプトEQTは、新世代EVの「メルセデスEQ」ファミリーとすぐに認識できるデザインを目指した。メルセデスベンツのデザイン哲学、「センシュアルピュリティ(官能的純粋)」も導入する。https://response.jp/article/img/2021/09/10/349342/1668997.html

フロントには、LEDヘッドライトを備えたブラックパネルが装着されており、星のパターンが輝く。3D効果を持たせたさまざまなサイズの星が、フロントからハイグロス仕上げの21インチアルミホイール、パノラマルーフ、荷室の電動スケートボードなどに配されている。左右のLEDヘッドランプとLEDテールランプをつなぐライトストリップも装備した。これをグロスブラックのボディカラーと組み合わせることにより、コントラストが生まれ、見た目の品質が高まるという。

ボディサイズは、全長4945mm、全幅1863mm、全高1826mm。後ろに向かって細くなるデザインは、車両をより長く見せる効果を発揮する。リアには、垂直なテールゲートとウィンドウを備えており、広い荷物スペースを追求した。

電動スケートボードが荷室の床下収納に収まる

インテリアは、黒と白のコントラストが特長だ。シートは白いナッパレザーで覆われている。シートのセンターパネルには、リサイクルされたレザーを使用した。インストルメントパネルの上部は、メータークラスターと融合したデザイン。実用的なセミクローズドの収納コンパートメントが、インストルメントクラスターの上部に配置された。メルセデスベンツ・コンセプト EQTメルセデスベンツ・コンセプト EQT

さらに、丸いエアダクトには、グロスブラックの亜鉛メッキトリム加工が施された。タッチコントロールボタン付きのマルチファンクションステアリングホイールを採用する。センターコンソール、ドア、足元を照らすアンビエント照明も装備されている。

3列目シートへの乗降性を高めるために、大きな開口部を備えた両側スライドドアが採用された。2列目シートには、チャイルドシートを3個並べて取り付けることができる。パノラマルーフには、星空がレーザーで照らされる。3列目シートを折りたたんだり取り外したりすることにより、積載能力を高めることができる。

電動スケートボードは、荷室フロアのコンパートメントに収まる設計とした。アルミ製フレームに取り付けられたプレキシガラス製のふたの下に収納でき、荷室のフロアと同じ高さとした。この電動スケートボードは、アルミ製で星型デザインが特長だ。メルセデスベンツ・コンセプト EQTメルセデスベンツ・コンセプト EQT

最新の「MBUX」インフォテインメントシステム

インフォテインメントシステムは、最新の「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」だ。このシステムは、タッチ機能付きの自立式センターディスプレイ、ステアリングホイールのタッチコントロールボタン、「ハイ、メルセデス」と呼びかけて起動する音声アシスタントによって操作する。

MBUXは、人工知能(AI)のおかげで、学習する。MBUXは予測機能を使用して、ドライバーが次に何をしたいかを予測できる。たとえば、帰宅途中の金曜日に、定期的に特定の人に電話をかけていると、システムは金曜日の車載ディスプレイに、その人の電話番号を提案する。MBUXに「メルセデスミー・コネクト」を組み合わせると、ライブの交通情報や無線アップデートが得られる。

高解像度のインフォテインメントシステムのメディアディスプレイでは、メインメニューの「EQタイル」が、ディスプレイや設定へのアクセスの中心として機能する。これらには、充電、出発時間、エネルギーフローなどが含まれる。メディアディスプレイは、ナビゲーションや走行モードの操作にも利用できる。メルセデスミー・コネクトと連携して、充電ステーション、航続、充電レベル、天気や交通状況を考慮したルート計画など、EV専用のナビゲーションサービスと機能が用意されている。> 謎の次世代ミニバン、メルセデスベンツ『Tクラス』とは一体何なのか

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「パジェロ復活したしランエボも…」三菱『ランサーエボリューション』がPHEVで登場!? SNSでは期待高まる
  2. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 「認知機能は正常」でも事故は起きる…「運転技能検査」厳格化、高齢者に問われる“運転する力”【岩貞るみこの人道車医】
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る