ファーウェイの新HUD、前面ガラスが70インチのスクリーンに…IAAモビリティ2021

ファーウェイの新開発ヘッドアップディスプレイ、ファーウェイ「AR-HUD」
ファーウェイの新開発ヘッドアップディスプレイ、ファーウェイ「AR-HUD」全 4 枚

ファーウェイ(HUAWEI)は9月9日、IAAモビリティ2021において、新開発のヘッドアップディスプレイ、ファーウェイ「AR-HUD」を初公開した。

写真:ファーウェイの新開発ヘッドアップディスプレイ、ファーウェイ「AR-HUD」

ファーウェイのAR-HUDは、13×5度の視野角を持つと同時に、複数の車線をカバーする。AR-HUDは運転中、フロントガラスを70インチのHDスクリーンに変換し、必要な運転情報を表示する。そのため、ドライバーは道路から目を離さずに、例えば7.5mの距離内で、メーターやナビゲーションなどの重要情報を取得できるという。

ファーウェイのAR-HUDは、ドライバーの注意力向上と安全性向上にも役立つ、と自負する。悪天候下で運転を行う際、AR-HUDがセンサーとAR(拡張現実)を用いて情報を表示し、肉眼では見逃してしまう可能性のある歩行者、車両、障害物について、重要な注意喚起を行う。

ファーウェイのAR-HUDは、最大100ピクセル/度(PPD)の解像度のフルHDディスプレイも提供する。これにより、ユーザーは車内で没入型のゲームや動画体験を楽しむことができる。

また、独自の光学設計を導入しており、ゴースト防止と画面揺れの解消を実現するだけでなく、コンパクトなユニット設計を可能にした。AR-HUDはさまざまなモデルに適応できるため、より多くのユーザーが広い視野での安全運転を享受することができる、としている。ファーウェイ(IAAモビリティ2021)ファーウェイ(IAAモビリティ2021)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る