【ロサンゼルスモーターショー2021】ゼロ・エミッション・ビークル賞を創設、11月発表へ

ポルシェ・タイカン の2022年モデル
ポルシェ・タイカン の2022年モデル全 3 枚

ロサンゼルスモーターショーの主催団体は、11月に行われるロサンゼルスモーターショー2021において、「ゼロ・エミッション・ビークル賞」を発表する。9月8日、ロサンゼルスモーターショーの主催団体が発表した。

第1回目となるこの賞は、南カリフォルニアと全米におけるゼロ・エミッション・ビークルへの大規模な投資を称えるのが狙い。この種のアワードプログラムでは初めて、現段階で販売中、または事前予約で購入可能なゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)を表彰する。

この新しい賞は、新型EVやプラグインハイブリッド車(PHV)、既存モデルをベースにした新しいゼロ・エミッション仕様を発表する自動車メーカーにスポットライトを当てる。フィスカーの『オーシャン』からフォードモーターのフォード『F-150ライトニング』、ポルシェ『タイカン』などが対象になる。

賞では、アドベンチャー、ファミリー、ライドシェア、個人コミューター、ワークホースなどのさまざまな分野において、最高のゼロ・エミッション・ビークルを選出する予定だ。

バイデン大統領は2030年までに、全車両の半数をゼロ・エミッションにするとの目標を掲げている。また、カリフォルニア州は、全ての販売車両を2035年までにゼロ・エミッションにするとの目標を定めている。ロサンゼルスは現在、EVとハイブリッド車の新車販売で、全米トップの市場。ロサンゼルスモーターショーの主催団体は、この賞は時宜を得たものであり、自動車業界にとって極めて重要な時期に開催される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る