最も原始的な犬、ブッシュドッグの赤ちゃん公開 9月17日から

8月に誕生したブッシュドッグ(ヤブイヌ)の赤ちゃん《画像提供 神戸どうぶつ王国》
8月に誕生したブッシュドッグ(ヤブイヌ)の赤ちゃん《画像提供 神戸どうぶつ王国》全 11 枚

神戸どうぶつ王国(兵庫県神戸市)は、9月17日より、ブッシュドッグ(ヤブイヌ)の赤ちゃんを公開すると発表した。

ブッシュドッグは野生のイヌ科の中で最も原始的な種で、日本動物園水族館協会加盟園館のうち6園館15頭しか飼育されていない。同園には2019年3月から仲間入りし、今回初めて繁殖に成功した。

小さな命が誕生したのは、8月10日の早朝5時頃。ブッシュドッグの妊娠期間は約2ヶ月。母親が落ち着いて出産できるよう準備を進め、獣舎内に取り付けたカメラで昼夜問わず母親の様子を観察できるよう万全の体制を整えその時を待ったという。

前日、母親の採食量に変化があったため、飼育担当者は早朝からモニターを確認していたが残念ながら1頭目は死産。後に生まれた2頭は、母親が赤ちゃんから離れる様子が頻繁に見られたため人工哺育になったそう。

誕生直後からスタッフが交代で授乳を行い、1日7回だった授乳も現在は4回になり順調に成長しているという。生後1ヶ月を過ぎた現在、出生時約150gだった体重が900g以上まで増加。目が開き歯も生えるなど、すくすくと成長し健康状態も安定している。そろそろ活発に動き出す時期だという。

公開は、11時から12時と13時半から15時の1日2回、コンタクトアニマルズ「ブッシュドッグ赤ちゃん展示場」にて行われる。同園は「2頭の赤ちゃんがじゃれ合う愛くるしい姿をご期待ください」とコメントしている。

■赤ちゃんについて
出生日:2021年8月10日
出生数:2頭(オス1、メス1)
両親:父親 ノリマル 母親 カリカ
名前:クラウドファンディングで命名予定

最も原始的な犬・ブッシュドッグの赤ちゃん、神戸どうぶつ王国にて公開…9月17日から

《鈴木まゆこ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. 『ジムニー』のコンプリートカスタムカーをそのまま販売、313万円ですぐに乗り出せる
  3. デ・トマソ、新型スーパーカー『P72』正式発表 限定72台をオーダーメイド
  4. 崖っぷちの日産、追浜・湘南2工場閉鎖検討、国内でも事務系の早期退職募集へ[新聞ウォッチ]
  5. スズキ『ジムニー』での車中泊をもっと快適に! 専用フルフラットマットが新登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る