日産 スカイライン のインフィニティ版、『Q50』の最強グレードは405馬力

全車にワイヤレスのApple「CarPlay」を採用

「SENSORY」グレードを継続設定

最強グレードは「レッドスポーツ400」

最新の先進運転支援システム

インフィニティ Q50 の2022年モデル
インフィニティ Q50 の2022年モデル全 21 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)は9月21日、『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)の2022年モデルを発表した。9月中に、米国市場で発売される予定だ。

全車にワイヤレスのApple「CarPlay」を採用

インフィニティQ50は、日産スカイラインのインフィニティ版だ。2022年モデルでは、16スピーカーを備えたBose製の「Performance Series Audio」を全車に標準化した。また、2022年モデル全車に、ワイヤレスのApple「CarPlay」を採用している。

さらに、2022年モデルの「LUXE」グレードでは、オプションのグラファイトやストーンカラーを含めて、最大5つのレザー内装が選択できるようにした。

「SENSORY」グレードを継続設定

2022年モデルには、「SENSORY」グレードを継続設定した。SENSORYグレードには、スポーティなデザインの前後マスク、革張りのスポーツシート、Bose製の「Centerpoint」シミュレーションサウンドを装備した。ブラックのヘッドライナー&ピラー、ブラックのオープンポアウッドトリムも採用した。リバースチルトダウン機能を持つパワーフォールディング自動防眩ドアミラーも備えている。2022年モデルでは、標準のグラファイトまたはストーンレザーのシートに加えて、サドルブラウンレザーのシートもオプションで用意された。

パワートレインには、直噴3.0リットルV型6気筒がガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は300psを引き出す。駆動方式は、すべてのグレードが、2WD(FR)と4WDから選択できる。インフィニティ Q50 の2022年モデルインフィニティ Q50 の2022年モデル

最強グレードは「レッドスポーツ400」

2022年モデルには、パフォーマンス指向の「レッドスポーツ400」を継続設定する。「VR30型」直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、一体型のエキゾーストマニホールドなどにより、コンパクト化されている。また、スロットルのスピードを向上させたモーターをバルブタイミングシステムに組み込み、レスポンスを向上させる「アドバンスタイミングコントロール」も採用している。

さらに、ツインターボシステムは、タービンブレードのデザインを最適化するとともに、最新のタービンスピードセンサー、インタークーラー、電動アクチュエーターを採用し、パフォーマンス、レスポンス、燃費を向上させた。とくに、高負荷の際、効果的に熱管理を行うためのインタークーラー用ポンプは、2つ搭載されている。

レッドスポーツ400の最大出力は405ps/6400rpm、最大トルクは48.4kgm/1600~5200rpmを獲得する。トランスミッションは7速ATを組み合わせた。レッドスポーツ400だけのアイテムとして、専用の19インチアルミホイールに、フロント245/40R19 、リア265/35R19タイヤ、専用エグゾーストなどを装備している。

レッドスポーツ400の2022年モデルには、セミアニリンレザーシートを採用し、ギャラリーホワイトとレッドステッチ、またはグラファイトとレッドステッチの2つの仕上げを選べるようにした。ブレーキは、赤く塗られた4ピストンのフロントキャリパーと、2ピストンのリアキャリパーを装備している。

最新の先進運転支援システム

2022モデルには、最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載された。ブラインドスポット警告、触覚ステアリング付きの車線逸脱警告、移動物体検出機能付きインテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントクルーズコントロール、バックアップコリジョンインターベンション、ディスタンスコントロールアシスト、ハイビームアシストを採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る