【F1 ロシアGP】フリー走行2回目はメルセデスのワンツー…フェルスタッペン6番手

F1ロシアGP
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F1第15戦ロシアGPが24日、ソチオリンピックの会場跡地を利用したソチ・オートドロームで開幕。フリー走行2回目はバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイム、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番手となり、メルセデスのワンツーで初日を終えた。

前戦イタリアGPではタイトル争いをするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)が接触で両者リタイアという、波乱の展開となった。そのためランキングに変動はなく、フェルスタッペンが5ポイントのリードを保ったまま第15戦ロシアGPを迎えた。

フリー走行2回目は残り40分を切った辺りからソフトタイヤでのタイムアタックが行われ、まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分38秒593を記録してトップに浮上。同じタイミングでアタックしていたフェルスタッペンは2番手に上がってきたが、タイムは1秒以上遅い1分34秒621と、大きく水を開けられた。

その後ランド・ノリス(マクラーレン)が2番手に浮上。そのタイムをハミルトンが更新してボッタスから0.044秒差の2番手となった。残り27分でホンダPUを搭載するピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がボッタスから0.252秒差の1分33秒845を記録して3番手に浮上。その後はクラッシュしたマシンを回収するための中断があったが、再開後も上位のタイム更新はなく、そのままの順位でフリー走行2回目が終了した。

その結果、ボッタス、ハミルトンの順でメルセデスがワンツー。ガスリーが3番手、ノリスが4番手となった。5番手にはエステバン・オコン(アルピーヌ)がつけ、フェルスタッペンは最後までタイムを更新せず、6番手の結果となった。

前戦優勝のダニエル・リカルド(マクラーレン)は17番手と低迷。ホンダ勢はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が11番手、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が18番手でセッションを終えた。

ロシアGPは25日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、26日に決勝レースが開催される。

■ロシアGP フリー走行2回目結果
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分33秒593
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分33秒637
3. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分33秒845
4. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分34秒154
5. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分34秒402
6. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分34秒621
7. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分34秒678
8. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分34秒762
9. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分34秒837
10. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分34秒925
11. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分34秒938
12. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分35秒052
13. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分35秒094
14. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分35秒178
15. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分35秒334
16. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分35秒411
17. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分35秒630
18. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分35秒954
19. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分36秒099
20. ミック・シューマッハ(ハース)/1分36秒230

《藤木充啓》

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