アナログにこだわった車内を激写…アルファロメオ最小SUV『トナーレ』、車台は自社製に!?

アルファロメオ トナーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
アルファロメオ トナーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 21 枚

アルファロメオが現在開発を進める新型のコンパクト・クロスオーバーSUV、『トナーレ』最新プロトタイプをカメラが捉えた。

【画像全21枚】

トナーレは、2021年9月に公開予定だったが、同社新CEOのジャン・フィリップ・インパラト氏が、搭載予定だったプラグインハイブリッドシステムのパフォーマンスに不満を持ったため開発に遅れが生じたと言われ、路上テストも一時中断されていたがどうやら再開されたようだ。

捉えたプロトタイプはこれまででもっともカモフラージュが軽く、ヘッドライトに市販型コンポーネントを装着し、後輪ホイールが露出。ディスクブレーキのセットアップも見てとれる。ただしホイールは、プレースホルダー(仮コンポーネント)の可能性もある。

アルファロメオ トナーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)アルファロメオ トナーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
初めて撮影に成功したコックピットには、流行りのデジタルではない、アナログにこだわったインストルメントクラスタや、大型のインフォテインメントディスプレイが確認できる。アナログ仕様に関しては、同社がスクリーンの存在を最小限に抑えるというインパラト氏の提言に忠実であることが伺える。

またプラットフォームには、ジープ『レネゲード』から流用する1.3リットル直列4気筒エンジンとプラグインハイブリッドバージョンの採用が可能となる。しかし最新情報では、プラットフォームを切り替え、PSAが開発した台車を採用する可能性もあるという。どちらにしてもPHEVのスペックは、最高出力237ps、EV走行は最大50km(31マイル)程度となるだろう。

トナーレの市販デビューは予定から3か月程度遅れているとみられ、2022年初頭と予想。イタリアのポミリアーノ・ダルコにあるステランティス工場で生産される予定だ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 『ランエボIV』を18分の1ダイキャストミニカーで精巧再現、開閉機構付きで発売
  5. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る