メルセデスベンツ C220d by LEROY 前編…ブラジルではあたりまえ[カーオーディオニューカマー]

car audio newcomer! メルセデス・ベンツ 220D(オーナー:本広シルビオさん) by LEROY(ルロワ) 前編
car audio newcomer! メルセデス・ベンツ 220D(オーナー:本広シルビオさん) by LEROY(ルロワ) 前編全 8 枚

日本以上にオーディオ人気が高いブラジルで育った本広さん、クルマを買ったらオーディオを取り付けるのが当たり前の環境だった。職場の同僚にアドバイスされたユニットの取り付けを愛知県のLEROY(ルロワ)で実施。システム&取り付けの相談が始まった。

ブラジルではクルマ購入=オーディオ設置
日本でも愛車に対するインストールを計画

今回はメルセデスにフォーカルのプラグ&プレイシリーズのスピーカー群を中心に、シンプルで手軽でなおかつ高音質なシステムを組んだ本広さんを取材してきた。

本広さんはブラジル生まれの日系3世だ。日本には仕事の関連でやって来たという。そんな本広さんがオーディオ好きになったのは生まれ育ったブラジル時代だった。

「ブラジルではカーオーディオの人気がすごく高いんです。クルマを買ったらオーディオを取り付けるのは当たり前のことだと思っていました。自分自身もかつては音圧を出すオーディオが好きだったし、日本に来てもオーディオが好きだという思いは変わっていませんでした」

日本では音響関連の仕事に就いている本広さん、少し前に転職で愛知県にやって来ることになった。これも今回インストールを実施したルロワとつながる大きなキーワード。本格的にオーディオをはじめるためのきっかけになっていたようだ。さらに今回メルセデスを買ったのが決定的なきっかけとなり、ついに本格的なオーディオインストールを実施することになった。

フランス人の同僚に勧められたフォーカルを
地元で扱っているプロショップを探し出す

「オーディオをグレードアップするのにあたって、まわりの仲間にも相談を始めました。同僚に音響エンジニアがいるので尋ねてみたんです。“どんなスピーカーが良いの?”と聞いたところ“フォーカルかブラムが良いのでは?”とアドバイスしてくれました。彼はフランス人だったので自国のブランドをすすめてきたんだと思いますが、普段から音を扱っている音響のプロなので、素直に彼の意見を取り入れることにしたんです」

ただし、フォーカルやブラムがどこで取り付けられるのかといったショップ情報にはまったく疎かったオーナー。それに対しても同僚がすぐさまサポートしてくれる。

「彼がフォーカルなどを扱っているショップを探してくれて“ここなら取り付けてくれると思うよ”と教えてくれたんです。それが今回取り付けをお願いしたルロワでした」

すぐさまルロワに行くことにした本広さん。プロショップは初体験ながら、ショップではいろいろな質問をしてオーディオシステムや取り付けについての疑問や不安を解消していく。

「その時のショップスタッフの対応がすごく良かったんです。難しいオーディオのメカニズムも詳しく説明してくれて話の内容も深い。話を聞いていると本当にオーディオの事をよく知っていると感じたので安心して相談できました。こうしていろいろ質問して相談しました、話が終わったときには信頼感が生まれていたんです。ここなら任せても大丈夫だと思いました」

メルセデス専用のスピーカーキットを選び
純正位置への取り付けもオーナーの狙い通り

「私がショップに対してリクエストしたのはクルマを大きく加工せずに取り付けられることでした。もちろん音が良いのは大前提でした。スピーカーとして考えていたのは同僚がすすめてくれたフォーカル。それをショップで話して相談を始めました」

フォーカルPLUG&PLAYストアを併設しているルロワだけに同ブランドのユニットに対する造詣も深く、オーナーのリクエストにすぐさま応えてくれた。同時にフォーカルの中からユニットの提案を開始している。スピーカーにはメルセデスベンツ専用モデルであるMB213JK3に加え、ミッドバスであるES165Kを組み合わせたシステムが提案される。2ウェイは純正位置への取り付け、ミッドレンジも足もとスペースに取り付け、いずれも大きな加工なく純正交換でスマートに取り付けできるもオーナーの狙い通りだった。

「同僚のすすめに加えて、ショップのアドバイスもあって当初の狙い通りスピーカーはフォーカルにすることに決めました。純正との交換取り付けが可能なメルセデス専用のキットがあったのも決め手になりました。これならクルマの加工もなしにスマートに取り付けできると思って決めたんです」

こうして懸案のスピーカー交換のプランを完成させたオーナー。取り付けもシンプルで純正位置をキープしたスタイルにこだわった。さらにスピーカー交換に加えて周辺ユニットの強化も同時にプランニングを実施した。後編ではシステム全体の完成から納車までのストーリーをお伝えして行くこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

car audio newcomer! メルセデス・ベンツ 220D(オーナー:本広シルビオさん) by LEROY(ルロワ) 前編

《土田康弘》

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