ガレージでだって料理を楽しめる! クリナップのコンセプトキッチン

BMWアルピナB8クーペ
BMWアルピナB8クーペ全 12 枚

クリナップは、新しい生活様式へのひとつの提案として、新生活提案キッチン『HIROMA』を企画開発し、10月1日に発表、4日より販売を開始する。

このHIROMAとは、キッチンの要素を極力シンプルにしダイニングテーブルと融合することで、新しいLDKの在り方や暮らしを提案するといったコンセプトで設計された、キッチンテーブルのこと。ダイニングテーブルのすぐ隣にシンクがあるといった今までにはないキッチンレイアウトが特徴。

HIROMAの発売に先立ち、東京の代官山Tサイトにて、メディア向け発表会が行われた。発表会では、代表取締役社長執行役員・竹内宏氏、リテール事業企画部・石田悦子氏、リテール事業企画部・齊藤隆一氏が出席し、HIROMAについての紹介が行われた。

まずは竹内宏氏が登壇し、「クリナップは10月5日に創業72周年となる。座卓の販売からスタートした当社が、72年後に現代の座卓とも言える、新しいコンセプトのダイニングテーブルを販売スタートできるのは非常に感慨深い。クリナップの原点を振り返りながら、この事業を大切に進めていきたいと考えている」と述べた。

また次に、リテール事業企画部・石田悦子氏が登壇し、企画概要について説明が行われた。このHIROMAは、『最近話題となっている調理の省力化にとって、現在のキッチン空間は最適なのか?』という疑問からスタートしているとのこと。料理には関心があるが、料理を作る頻度はそこまで多くないというユーザーをターゲットにした商品となっているのが特徴。

通常のシステムキッチンは専有面積が大きく、調理していないときの空間が無駄になる。しかしコンパクトキッチンでは調理時に不便であるという、相反する考えのもと、よくあるLDKの機能を分解して、今のライフスタイルに合わせて再構築したのがHIROMAのコンセプトだ。ラインナップとしては、スタンダードタイプとコンパクトタイプとロータイプがあり、設置したい場所に合わせてバリエーションを選択できる。

今回の製品は、直接個人客に販売する形態も用意されているため、一般向け販売ウェブページも用意される。ウェブページではスタンダード、コンパクトなどのキッチンセットの選択のほか、浄水器付きの蛇口を選択したり、食洗機を選択したりなど、オプションを選ぶことも可能。オプションも含めたトータルの価格についてはウェブ上に表示はされるが、設置場所の決定、施工時期などの決定もしなければならないため、決済は行われない。まずは後日、クリナップの担当者から連絡があり、施工についての確認などが行われるとのこと。

次にリテール事業企画部・齊藤隆一氏が、実際のキッチンセットを前に説明が行われた。発表会会場には、スタンダードタイプ、コンパクトタイプが用意され、サイズ感や使い勝手がイメージしやすい状況となっていた。

メディア発表会終了後、リテール事業企画部・石田悦子氏に、BMWアルピナ『B8グランクーペ』が展示されていることについてお話をうかがったところ、ガレージにHIROMAを設置するというコンセプトの提案も考えており、車好きの方には新しいガレージライフの提案としてHIROMAを知って頂きたいといったコメントをもらえた。

今回発表会が行われた代官山T-SITE(ティーサイト)では、10月2日、3日の二日間、HIROMAに実際に座ってくつろげる、「HIROMA Cafe(ヒロマ・カフェ)」がオープンしている。ニコル・オートモビルズ協力のB8グランクーペも展示されているので、足を運んでみてはいかがだろうか。

《関口敬文》

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