インフィニティ米国販売、中型SUV『QX50』が16%増 2021年1-9月

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が1万1384台。前年同期比は13.0%減と、引き続き減少する。クーペの『Q60』も、3.7%減の2202台にとどまった。
SUVでは、中型SUVの『QX50』が、ブランド最量販の1万6991台を販売した。前年同期比16.6%増と、2年連続で前年実績を上回った。『QX60』は新型投入を控えて4374台にとどまり、前年同期比は75.0%減と減少傾向にある。
新型SUVクーペの『QX55』は、2977台を売り上げた。最上級SUVの『QX80』は、前年同期比14.3%減の9674台と、2年連続で減少した。SUV全体では、前年同期比21.8%減の3万4017台を売り上げた。
インフィニティの2020年の米国新車販売台数は7万9502台。前年比は32.5%減と、3年連続のマイナスとなっている。
《森脇稔》