電動キックボードの適正利用の訴求と取締り強化 警察庁が通達

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警察庁は、電動キックボードによる交通違反や交通事故が増加しているため、道路交通法上の取扱いについて広報啓発活動を推進するとともに、悪質・危険な違反に対する取締りの強化を各都道府県警察に通達した。

電動キックボードを始めとする低速・小型の電動モビリティの社会的な関心が高まっており、電動キックボード利用者は増加傾向にある。しかし、利用者増加に伴って一部地域では交通違反や交通事故が発生しており、今後の件数増加が懸念されている。このため、電動キックボードの交通ルールの遵守を啓発するとともに、取締りを強化する。

産業競争力強化法に基づく特例措置を受けているケースを除いて電動キックボードを運転する際、車両区分に応じ、運転免許が必要で、乗車用ヘルメットの着用が義務付けられることのほか、車道を走行しなければならない。これらについて広報啓発活動を推進する。電動キックボードで歩道や道路の右側部分を走行することや、歩行者等の通行を妨げること、自賠責保険に加入しないなどが法令違反であることなどを明確に広報・啓発する。

さらに、警察庁は警察に対して電動キックボードによる飲酒運転、無免許運転など、悪質・危険な違反については、検察庁と協議した上で、積極的に取締ることを指示した。各地域における違反状況を踏まえ、通行区分違反(歩道通行、右側通行)や、信号無視、横断歩行者等妨害など、迷惑性の高い違反について指導取締りを推進することも求めている。

《レスポンス編集部》

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