【F1 アメリカGP】フリー走行2回目はレッドブル・ホンダのペレスがトップタイム

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テキサス州オースティン近郊にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで現地時間22日、第17戦アメリカGPのフリー走行が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がトップタイムをマークした。

F1はヨーロッパから大西洋を渡り、アメリカ、メキシコ、ブラジルとアメリカ大陸で3レースが開催される。昨年は新型コロナウイルス蔓延の影響でアメリカ大陸でのレースは中止されたため、3レースとも2年ぶりの開催となる。

アメリカ大陸での初戦となったアメリカGP。初日のフリー走行2回目は60分のセッションのうち、20分が過ぎた辺りからソフトタイヤでのタイムアタックが始まり、まずはボッタスが1分35秒360を記録してトップに浮上してきた。その直後にルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分34秒842で逆転。しかしこのラップでコース外走行があったとの判定でタイムが抹消され、ボッタスがトップに返り咲いた。

残り30分でセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が1分34秒946を記録してトップに浮上。ランド・ノリス(マクラーレン)が1分35秒203で2番手、ハミルトンが再アタックして3番手となり、これでボッタスは4番手に落ちた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は他のマシンとの位置関係からアタックできず、そのままピットイン。上位争いに加わることはできなかった。

その後はミディアムタイヤ、ハードタイヤでの決勝を見据えたロングランが行われ、上位の順位が入れ替わることはなく、フリー走行2回目はレッドブル・ホンダのペレスがトップタイム。以下ノリス、ハミルトン、ボッタス、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ランス・ストロール(アストンマーチン)と続き、フェルスタッペンは8番手、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は12番手、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は16番手でセッションを終えた。

アメリカGPは現地時間23日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、24日に決勝レースが開催される。

■アメリカGP フリー走行2回目結果
1. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分34秒946
2. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分35秒203
3. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分35秒310
4. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分35秒360
5. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分35秒457
6. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分35秒561
7. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分35秒572
8. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分35秒824
9. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分35秒919
10. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分36秒138
11. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分36秒158
12. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分36秒242
13. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分36秒376
14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分36秒558
15. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分36秒718
16. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分36秒983
17. ミック・シューマッハ(ハース)/1分37秒041
18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分37秒254
19. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分37秒490
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分38秒026

《藤木充啓》

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