ベントレー、3種類の最新カスタム…エーゲ海、マンハッタン、マイアミ

エーゲ海をイメージした「マリナー・ノーティシス・コレクション」

マンハッタンのスカイラインをイメージした「マリナー・スカイライン・コレクション」

マイアミの活気を表現した「マリナー・マイアミ・コレクション」

ベントレー「マリナー」のテーマが異なる3種類の最新カスタマイズモデル
ベントレー「マリナー」のテーマが異なる3種類の最新カスタマイズモデル全 11 枚

ベントレー(Bentley)は、10月27日に米国で開幕する「フォートローダーデール・ボートショー」において、特注部門の「マリナー」が手がけた最新カスタマイズモデルを初公開する。10月22日、ベントレーが発表した。

ベントレーのマリナーは、専用のベントレーを求める声の高まりを反映して、米国の顧客向けのビスポークコレクションを、フォートローダーデール・ボートショーで初公開する予定だ。米国の販売店はベントレーマリナーと密接に協力し、顧客のために数多くの特注グランドツアラーを製作してきた歴史がある。

3つの新しいコレクションは、「マリナー・ノーティシス・コレクション」、「マリナー・スカイライン・コレクション」、「マリナー・マイアミ・コレクション」と命名された。それぞれ、特定のテーマに基づいている。

◆エーゲ海をイメージした「マリナー・ノーティシス・コレクション」

マリナー・ノーティシス・コレクションは、エーゲ海ブルーとゴーストホワイトに塗装された4台の『コンチネンタル GT V8 コンバーチブル』で構成されている。この塗装は「マリナービスポークシリーズ」のもので、エーゲ海ブルーとポリッシュ仕上げの22インチアルミホイールが装備された。カラーを合わせた特注のカーボンファイバー製スタイリングスペックは、フロントバンパースプリッター、サイドスカート、リアディフューザー、トランクリッドスポイラーなどが装備されている。

ベントレー・コンチネンタル GT V8 コンバーチブルの「マリナー・ノーティシス・コレクション」ベントレー・コンチネンタル GT V8 コンバーチブルの「マリナー・ノーティシス・コレクション」

ノーティシスをテーマにしたインテリアは、ブルーネル、リネン、ポートランドの各レザーを特注のカラースプリットで組み合わせた。フロントフェイシアとドアウエストレールは、ピアノリネンでキャビンのトーンテーマを引き継ぐ。このテーマはシートにも反映され、ヘッドレストにはブルーネルとリネンの刺繍が施された。さらに、センターコンソールのオープンポアシェブロンライトパネルがキャビンのハイライトとなり、このヨットにインスパイアされたコレクションを完成させているという。

◆マンハッタンのスカイラインをイメージした「マリナー・スカイライン・コレクション」

マリナー・スカイライン・コレクションには、『フライングスパー』、『コンチネンタル GT コンバーチブル』、『ベンテイガ』が含まれている。ベントレーの3つのモデルラインすべてを含む、初のコレクションとなる。

コレクションのすべての車両は、最新のロボット技術により塗装された。ダークブラックの「オニキス」で塗装されている。「ブラックラインスペシフィケーション」では、エクステリアのブライトウェアが、よりダークな仕上げに変更される。「カーボンスタイリングスペシフィケーション」では、22インチのブラック&シルバーアルミホイールと調和したシルバーのピンストライプが添えられる。

ベントレー・ベンテイガ の「マリナー・スカイライン・コレクション」ベントレー・ベンテイガ の「マリナー・スカイライン・コレクション」

マリナーが手がけたインテリアでは、シートとヘッドレストにシルバーのアクセントを施した。ダッシュボードとドアのウエストレールには、ペイントされたパネルが使用されている。シートの中央には、シルバーのコントラストステッチが施され、ニューヨークのマンハッタンのスカイラインをイメージした刺繍も施された。この刺繍は、助手席のクロームオーバーレイとして再現されている。

さらに、パーソナルトレッドプレートや特注のLEDウェルカムライティングなどの仕上げを施し、この初のクロスカーコレクションのユニークなテーマを完成させたという。

ベントレー・フライングスパー の「マリナー・マイアミ・コレクション」ベントレー・フライングスパー の「マリナー・マイアミ・コレクション」

◆マイアミの活気を表現した「マリナー・マイアミ・コレクション」

6台の「マリナー・マイアミ・コレクション」は、フロリダ州マイアミの活気あるアートシーン、カラフルなライフガードステーション、アールデコにインスパイアされた。カーボンスタイリングスペシフィケーションに、アークティカ・ピンストライプ・ハイライトを加えた塗装を採用する。オレンジ、ブルー、ライムグリーンの外装色が、フライングスパー、コンチネンタル GT、ベンテイガに施されている。

例えば、フライングスパーのマイアミエディションの室内は、ボディカラーに合わせて、ツートンカラーのピアノパネルがフロントに配された。ボディカラーと同じクラインブルーのレザーが、リアのドアポケットにまで続いている。シートにはコントラストステッチ付きのオーダーメイドのキルティング、ヘッドレストのマリナー刺繍、クラインブルーのマイクロパイピングが施された。クラインブルーのレザーは、ギアセレクターとステアリングホイールの下部スポークにも使用された。また、「One of Six」と書かれたシルプレートが添えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る