日産 ノートとノートオーラ、安全性能で最高評価を獲得…JNCAP

日産 ノート
日産 ノート全 5 枚

日産自動車は10月27日、自動車アセスメント(JNCAP)で「衝突安全性能」と「予防安全性能」等を統合して評価する総合評価「自動車安全性能2021」にて、『ノート』および『ノートオーラ』が最高評価にあたる「ファイブスター賞」を獲得したと発表した。

2020年度から開始されたこの新たな総合評価にて、ノートおよびノートオーラはコンパクトセグメントで最高得点を獲得。総合評価における「ファイブスター賞」獲得は、『デイズ』、『ルークス』に続く受賞となる。

JNCAPは、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表するもの。2020年度から新たな総合評価を開始、2021年度の評価は自動車安全性能2021となる。その最高評価となるファイブスター賞は、衝突安全性能評価と予防安全性能評価の両評価で最高ランクを獲得、かつ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる厳しい賞だ。

ノートおよびノートオーラは、車体骨格に日産初の1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を使用し、軽量化と衝突安全性を高い次元で両立している。また、7つのエアバッグを装備し、自動車安全性能2021の衝突安全性能評価にて、乗員保護性能のすべての評価で最高の「レベル5」を達成し、最高評価の「Aランク」を獲得している。

また、両モデルは5個のカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーにより周囲を検知する全方位運転支援技術「360°セーフティアシスト」を装備している。対向車や先行車を検知して自動的に照射範囲を切り替えるアダプティブLEDヘッドライトシステムや、人が乗車した自転車や夜間の歩行者にも対応した衝突被害軽減ブレーキ、障害物に加えて前進時は人や車両も検知するペダル踏み間違い時加速抑制装置などにより、予防安全性能評価でも、最高評価の「Aランク」を獲得している。

ノートおよびノートオーラは、先進事故自動通報システム「SOS」コールの装備も含めた評価結果により、軽自動車に続いてコンパクトカーでも最高評価にあたる「ファイブスター賞」を獲得した。

《纐纈敏也@DAYS》

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