ボルボカーズ、株式を上場…調達した資金を電動化を中心に充当へ

ナスダックのスウェーデン・ストックホルム証券取引所に株式を上場し、取引開始のベルを鳴らすボルボカーズのホーカン・サムエルソンCEO
ナスダックのスウェーデン・ストックホルム証券取引所に株式を上場し、取引開始のベルを鳴らすボルボカーズのホーカン・サムエルソンCEO全 3 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は10月29日、ナスダックのスウェーデン・ストックホルム証券取引所に株式を上場した、と発表した。

ボルボカーズは、急成長するプレミアムEV市場のリーダーになることを目指しており、2030年までに完全な電気自動車メーカーになる目標を掲げる。それまでに、フルEVのみを販売し、ハイブリッド車を含む内燃機関を搭載した車を全世界で段階的に廃止することを計画している。

完全な電気自動車メーカーへの移行は、具体的な行動を通じて車両1台あたりにおけるライフサイクルのCO2排出量を削減するというボルボカーズの野心的な計画の一部になるという。ボルボカーズは今後数年のうちに、さらにいくつかのEVを発売する予定。すでに2025年までには、世界新車販売台数の50%をEV、残りをハイブリッド車で構成する計画で、2030年までには、販売するすべての車をEVにすることを目指している。

ボルボカーズは、ナスダックのスウェーデン・ストックホルム証券取引所に株式を上場した。スウェーデンや海外の機関投資家だけでなく、北欧の一般ユーザーなど、20万人以上が新規株主となった。ボルボカーズは調達した資金を、電動化を中心に充当していく計画だ。

《森脇稔》

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