ブガッティT13やスバル360が歴史の織都を走る…クラシックカーフリーラリーin桐生2021

クラシックカーフリーラリーin桐生2021
クラシックカーフリーラリーin桐生2021全 48 枚

11月7日、群馬県桐生市内の各所を巡る「クラシックカーフリーラリーin桐生2021」が行われ、爽やかな秋晴れの下に内外の名車約100台が集まった。

【画像全48枚】

当地では例年この時期、群馬大学理工学部桐生キャンパスを中心にクラシックカーフェスティバルが大々的に開催されているが、昨年からコロナ渦化により中止に。代わりにできるものをと考えられたのが、市内に設定された5か所のチェックポイントをクラシックカーで巡るというスポットラリーだ。

中心となって動いたのは、地元の自動車愛好会『ジャック・ヒストリック・カー・クラブ(JHCC)』。桐生市や桐生商工会議所などがバックアップするのも例年通りで、スタート&ゴール会場は、大手自動車部品メーカーの(株)ミツバの広大な社員用駐車場を借用した。JHCCの小山修代表は「時間、スピードを競わないイベントです。”フリー”なのでどこをどう回っても構わないし、ぜひ迷ってください。迷ったら市民が教えてくれます」とあいさつ。和やかなドライバーズミーティングとなった。

集まったのは、事前申込と当日受付で合わせて約100台。参加資格は1980年(昭和55年)以前に生産された国産車・外国車/自走可能な車両で、常連組に遠方からの新規参加もあった。

約100年前の元祖ライトウエイトスポーツカー、ブガッティ『T13 ブレシア』 や、ふくよかなボディラインに3灯ライトというオースチン『A90アトランティック』はめったに見られない貴重な車両。他にもオースチンベースの小型アメ車ナッシュ『メトロポリタン』やフランスのRR小型車シムカ『1000』、かつて世界的なベストセラーとなったプジョー『504』、スポーティなFF小型車トライアンフ『ドロマイト1500TC』、ミニのコンポーネンツを用いたキットカー『ミニ・マーコス』など、欧米の希少な車が多く参加した。

また日産『グロリア』『セドリック』『スカイライン』、トヨタ『カローラレビン』、マツダ『コスモスポーツ』、スバル『360』、三菱『ミニカ』、ホンダ『バモスホンダ』、スズキ『ジムニー』など、国産勢も元気に走り回った。

この日は立冬となったが、穏やかな秋日和に。街角で突然現れる名車たちに沿道の市民が手を振るシーンも多く見られた。古くから織物が根付き、現在では自動車部品産業など機械工業が盛んな桐生らしく、クラシックカー文化に理解のあるほのぼとしたラリーとなった。

《嶽宮 三郎》

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