川崎重工、二輪&エンジン事業は売上5割増 2021年4-9月期決算

カワサキ Z900RS
カワサキ Z900RS全 3 枚

川崎重工業は11月9日、2021年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。モーターサイクル&エンジン事業などの好調により、最終利益45億円を確保した。

売上高は前年同期比3.6%増の6810億円。モーターサイクル&エンジン事業、精密機械・ロボット事業などが増収となった。営業利益はモーターサイクル&エンジン事業、航空宇宙システム事業での改善などにより204億円(前年同期は218億円の損失)を、経常利益は110億円(同182億円)を確保。最終損益は45億円(同272億円)の黒字となった。

モーターサイクル&エンジン事業は、北米向け二輪車、汎用エンジンの増加に加え、欧州向け及び東南アジア向け二輪車の増加により、売上高は同47.9%増の2068億円となった。営業損益は、増収に加え、為替レートが円安で推移したことなどにより185億円の営業利益(前年同期は52億円の損失)となった。

通期業績見通しは、航空宇宙システム事業が減収となるものの、モーターサイクル&エンジン事業等での増収が見込まれることから、売上高を前回公表値から200億円増加の1兆5500億円に上方修正。営業利益は、前回公表値(400億円)を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る