スズキの新型SUV『Sクロス』、1.4ターボ+マイルドハイブリッド搭載…年内欧州発売へ

スズキのSUVの伝統が反映されたエクステリア

48Vのマイルドハイブリッドテクノロジー

クラス最軽量のSUVの1台に

最大9インチのタッチパネルディスプレイ

スズキ  Sクロス 新型(欧州仕様)
スズキ Sクロス 新型(欧州仕様)全 9 枚

スズキは11月25日、新型『Sクロス』(Suzuki S-Cross)を発表した。従来の『SX4 Sクロス』の後継モデルとなり、ハンガリーのマジャールスズキで生産し、まずは2021年内に欧州市場で発売される予定だ。

写真:スズキ Sクロス 新型(欧州仕様)

◆スズキのSUVの伝統が反映されたエクステリア

SX4 Sクロスは、スタイリッシュなデザイン、コンパクトで扱いやすいボディサイズ、優れたオンロードパフォーマンス、オプションの「オールグリップ」4WDシステムによるオフロード性能などが、高い評価を得てきた。その後継モデルのSクロス新型には、スズキのSUVスタイリングの伝統を表現する。具体的には、大きく角張ったホイールアーチと滑らかに流れるようなラインで、存在感を高める筋肉質なデザインが特徴だ。

フロントには、隆起したボンネット、ピアノブラックのフロントグリル、新デザインの3つのLEDポジションランプが採用された。ルーフレールと一体のリアスポイラー、リアセンターガーニッシュとつながる大型テールランプも装備されている。

欧州仕様車のボディカラーは、全6色をラインナップする。そのうちの1色はソリッドで、5色はオプションのメタリック仕上げとした。

スズキ  Sクロス 新型(欧州仕様)スズキ Sクロス 新型(欧州仕様)

◆48Vのマイルドハイブリッドテクノロジー

欧州向けのパワートレインは、直噴1.4リットルガソリンターボ「ブースタージェット」エンジンだ。レスポンスとスムーズなパワー供給を目指して、重量とサイズを抑えながら開発された。最大出力は129hp。スズキによると、自然吸気の2.0リットルエンジンと同じレベルのパワーとトルクを発揮するという。

この1.4リットルターボエンジンには、MTとATが用意される。0~100km/h加速は9.5秒(2WDモデル)。最高速は190km/hに到達する。

48Vマイルドハイブリッドシステムは軽量設計で、リチウムイオンバッテリー、統合スタータージェネレーターの「ISG」、ライトやオーディオ、エアコンなどの低電圧コンポーネントに電力を供給する48V-12VのDC/DCコンバーターで構成されている。ISGは、発電機とスターターモーターとして機能し、ベルトで駆動。発進時にガソリンエンジンをサポートして、2000~3000rpmの領域で23.9kgmのトルクを発揮する。

スズキ  Sクロス 新型(欧州仕様)スズキ Sクロス 新型(欧州仕様)

◆クラス最軽量のSUVの1台に

ハイブリッド技術や高張力鋼などの軽量化対策を導入して、CO2排出量を抑えた。軽量化により、車両重量はマニュアルトランスミッションの2WD車で1235kg。オプションの「オールグリップ」付きのマニュアルトランスミッション車でも重量増は70kgプラスとし、クラス最軽量のSUVの1台になるという。

4WDのオールグリップは、ドライバーが4種類の走行モードを選択できる。システムは、スリップが発生する前に後輪にトルクを配分する「フィードフォワード」機能によって強化されている。

安全面では、「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」が、約5~100km/hの範囲で、システムが前方の障害物との衝突のリスクを判断すると、音声と視覚的な警告を発する。前方の障害物と衝突するリスクが高く、ドライバーが急ブレーキをかける場合、システムはブレーキアシストを行う。

スズキ  Sクロス 新型(欧州仕様)スズキ Sクロス 新型(欧州仕様)

◆最大9インチのタッチパネルディスプレイ

360ビューカメラは、車両の前部、後部、側面にそれぞれ1つずつ、合計4つのカメラが装備される。ダッシュボード中央のディスプレイに映像が表示され、ドライバーに明確な全方位ビューを提供する。ドライバーが降車前に周囲を確認できる3Dオープニングビューと、安全な駐車を支援する鳥瞰図が含まれる。その他の機能としては、拡大可能な高解像度ビューや、ギアの選択に応じて切り替わるオート前後ビュー表示などがある。

パノラマサンルーフは、前席と後席用の2枚のガラスパネルで構成される大型のスライドサンルーフだ。サンルーフを閉じると、ガラスパネルの長さは1000mmになる。サンルーフを開いた時の開口部の長さは560mmで、乗員に爽快なオープンルーフ体験をもたらすという。

マルチインフォメーションディスプレイは、4.2インチの高精細カラーLCDディスプレイとなる。エンジン出力やトルクデータ、燃費、平均速度、加速とブレーキ操作、Gフォースなど、さまざまな情報を表示する。

ナビゲーションとスマートフォン接続を備えたディスプレイオーディオシステムとして、直感的な操作を可能にする7~9インチのタッチパネルディスプレイ付きスマートフォンリンケージディスプレイオーディオ(SLDA)を装備した。このシステムでは、ドライバーがMirrorLinkやグーグル「Android Auto」、Apple「CarPlay」を使用して、車載ディスプレイにスマホアプリを表示できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. 全取締機に対応! ユピテル、レーザー&レーダー探知機2機種を発売 制限速度表示など新機能も
  3. スバル『レヴォーグ』は次期型を待つべきか、現行型を買うべきか…ストロングハイブリッド投入時期は?
  4. 置くだけ20秒設置、スズキ『スペーシア』系列専用「LEDコンソールボックス」発売
  5. ホンダアクセス、『フィット』向け「テックマチックシステム」改良…マルチビューカメラ装備車にも対応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
  4. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  5. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る