ダイハツと三豊市など、福祉介護分野・共同送迎サービスのプレ運行開始へ

共同送迎サービス車両に自宅前で乗車する介護風景(参考画像)
共同送迎サービス車両に自宅前で乗車する介護風景(参考画像)全 3 枚

ダイハツ、香川県三豊市、三豊市社会福祉協議会(市社協)の3者は、2022年度の本格運行を見据えて検討を進めている「複数の通所介護施設における共同送迎サービス」についての「プレ運行」を2021年11月29日から2022年1月28日まで実施する。

ダイハツと三豊市は2019年10月に連携協定を締結し、従来各施設が個別に実施してきた送迎業務を地域で取りまとめ共同運行を目指す取り組みについて検討を開始。2020年11月には市社協を加えた体制で実証事業を実施し、送迎業務そのものを外部委託することによる業務負担軽減、効率的な稼働などを確認した。

プレ運行では、各通所介護施設が行っている送迎業務を市社協が運営主体として集約。共同送迎の運行は、市社協より地域交通事業者である本山タクシーに委託した体制で実施し、運営面等に関する課題の洗い出しを行う。また、新たに送迎車両の車内空間で映像コンテンツサービスを提供。送迎中の利用者が楽しく過ごし、施設到着後に職員が介護サービスをよりスムーズに行えることを目指す取り組みについて、博報堂と連携し検証を行う。利用料は無料。運行車両5台で乗車人数は延べ2000人程度を見込む。

さらに、新たな取り組みとして、送迎車両の空き時間を活用した通所介護施設利用者への弁当配達サービスの検証も行う。食品卸の国分グループ本社と連携し、高齢者の身体的事情・健康面に配慮した最適な食事を提供する。配達は無料(弁当代は有料)。


◎レスポンス読者の声求む!「タイヤアワード」投票受付開始

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る