GM、新世代EV向けバッテリー素材の合弁工場を北米に建設へ 2024年に稼働

GMC ハマー EV
GMC ハマー EV全 3 枚

GMは12月1日、新世代EVプラットフォーム「アルティウム」向けバッテリーで使用するカソード活物質を処理する合弁工場を、北米に建設することでPOSCOケミカル社と合意した、と発表した。

合弁工場では、バッテリーセルのコストの約40%を占める主要な電池素材のカソード活物質を処理する。合弁工場は2024年に稼働する予定で、開業時には数百人の新規雇用の創出を見込む。

合弁工場は、米国のEV市場における主導的地位を目指すGMのバッテリーセル生産拡大を支援する。GMは2025年までに、GMC『ハマーEV』、キャデラック『リリック』、シボレー『シルバラードEV』など、全世界で30車種以上のEVを発売する計画だ。

また、合弁工場は、GMとLGエナジーソリューションが米国オハイオ州ローズタウンとテネシー州スプリングヒルに建設中のアルティウム電池工場に、カソード活物質を供給する。

なお、GMとポスコケミカルは、合弁工場を設立するための最終的な合意を締結する予定。合弁工場の立地に関しては、後日発表される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  5. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る